アバルトの往年のレースモデルにオマージュを捧げる限定車を発売

0

2021年01月20日 17:51  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
FCAジャパンはこのほど、限定車「695 Anno del Toro(アンノ デル トーロ)」の予約受付を、特設サイトを通じて開始した。

同モデルは、Abarth(アバルト)の高性能モデル「595 Competizione(コンペティツィオーネ)」(左ハンドル・MT)をベースに、大型リアルーフスポイラーをはじめとする数々の特別装備を付加した限定車。

イタリア語で「丑の年」を表す「Anno del Toro」を車名に取り入れた20台限定の特別モデルとなる。モータースポーツに情熱を注ぎ、自由な発想から数々の刺激的なモデルを生み出した創始者カルロ・アバルトのクルマ作りの哲学が反映されている。

エクステリアにおける最大の特徴は、走行中に車体を安定させる効果を生み出す大型のリアルーフスポイラー。このリアルーフスポイラーは、「フィアット600」をベースとする60年代のコンペティションモデル、「フィアット・アバルト1000TCR」にインスピレーションを受け、それに現代風の解釈を加えたもの。ウイングの角度は最大60度まで調整可能で、速度域に応じてダウンフォースの強弱を設定できる。

エクステリアカラーには限定車専用のBlu Podio(ブルー)を採用し、ルーフにはチェッカードパターンを施している。オーバーフェンダーやサイドシルはグレーとし、コンペティションモデルの雰囲気を演出。さらに前後のエンブレム、およびホイールセンターキャップ、ステアリングホイールには、ビンテージタイプのロゴバッジが採用されている。

足回りには17インチ12スポークのアルミホイールを装着。またフロントディファレンシャルに、コーナー立ち上がり時の加速性を向上させるメカニカルLSDが搭載されている。

アバルトのコンペティションモデルの血筋を受け継ぐ熱い走りを、サーキットと公道の両方で楽しめる「695 アンノ デル トーロ」は、走行性能と共にルックスにもこだわることで、特別な個性を求めるユーザーに相応しい1台に仕上がっているという。

なお同限定車では、「595 Competizione」(最高出力180ps)の左ハンドル・5速マニュアルトランミッション仕様をベースとしており、装備はベース車に準拠する。販売台数は20台限定で、申し込みは特設サイトにて受け付け、応募多数の場合は抽選にて決定する。メーカー希望小売価格は、429万円(税込)。(エボル)
    ニュース設定