夏帆&宮沢氷魚、チャットで知り合った引きこもり男女のドラマ

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2021年01月22日 15:17  ORICON NEWS

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写真夏帆、宮沢氷魚が出演。「第44回創作テレビドラマ大賞」大賞受賞作『星とレモンの部屋』NHK総合で3月19日放送
夏帆、宮沢氷魚が出演。「第44回創作テレビドラマ大賞」大賞受賞作『星とレモンの部屋』NHK総合で3月19日放送
 次世代の脚本家を育てるためNHKと放送作家協会の共催で開催しているコンクール「第44回創作テレビドラマ大賞」で、応募作957本の中から大賞に選ばれた佃良太氏の『星とレモンの部屋』がドラマ化されることになった。NHK総合で3月19日、午後10時から放送される。

【画像】『星とレモンの部屋』場面写真

 近年社会的な問題となっているひきこもり家族の8050問題。本作は、老いた両親が亡くなった後に子どもたちがその死体と暮らしていた、といういくつもの痛ましい事件をベースに、チャットで知り合ったひきこもりの男女に起きる、ある一日の物語。28歳の気鋭の脚本家が、みずみずしい感性と温かいまなざしで、生きづらさを抱える人々をリアルに描いた作品。

 主人公はひきこもり歴18年の里中いち子。女優の夏帆が演じる。同じひきこもりの青年・涼役で宮沢氷魚が出演する。

 いち子にとって、涼とのチャットでのやり取りは、外の世界との唯一のつながり。いち子を何とかしたい母親の初美(原田美枝子)は、日々ドア越しに語りかけるが、ある朝突然持病で倒れてしまう。パニック状態のいち子は119番に必死で電話するが、肝心の助けを求めることができない。ようやく部屋から出た時には、母はすでに冷たくなっていた。「遺体を浴室に運んで、鼻と口にティッシュを詰めてください」いち子からの SOS を受けた涼は、不思議なほどに冷静だった。実
は涼にも隠された秘密があった…。

 出演にあたり、夏帆は「ひとつひとつのせりふがとても丁寧で繊細で、素敵な脚本だと思いました。引きこもり、と聞くと、犯罪者予備軍だとか、怠惰な人たちだとか、いわゆるステレオタイプのイメージが浮かんでしまうと思います。でもそういう人たちはごく少数で、彼らは世間から圧迫された被害者なのだと、人一倍繊細ないち子を演じていて感じました。生きづらさを抱えている人たちに、少しでも光が見えるような、そんなドラマになっていたらうれしいです」と、コメント。

 宮沢は「世の中がコロナの影響を多大に受け自粛が余儀無くされている中、日本には想像を遥かに超える人数の引きこもり状態になっている方々がいると聞きました。家庭環境、学校環境、友人関係、、皆さんさまざまな理由をかかえて生活しています。『星とレモンの部屋』という作品は、そんな現状に光を当てる素敵な作品だと思います。この作品が全ての答えではもちろん思っていませんが、一人でも多くの人に届き、理解へと繋がってくれたらうれしいです」と思いを語っている。

 脚本の佃氏は「たくさんの方々のお力添えで放送を迎えることができます。特に、脚本をお読みいただき、さまざまなご意見と、胸中を語ってくださったひきこもり当事者の皆様。本当に感謝しております。このドラマは、決して『ひきこもり当事者の悲惨さを描く物語』ではありません。このドラマは、ひきこもり当事者の真摯(しんし)な生き様を通して『生きる愛しみに手を伸ばす物語』です。是非、ご覧いただけると幸いです」と、コメントを寄せている。
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