ストレスとの戦い方/巴奎依の社会不適号

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2021年01月22日 20:11  ダ・ヴィンチニュース

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ダ・ヴィンチニュース

写真撮影=山口宏之
撮影=山口宏之

人間は、「強いストレスを感じると老けるスピードが速くなる」なんて言いますが、
ニュース番組やワイドショーを観ていると、残念なことに人間自体が最も人間に対するストレスの原因なんだな、と感じます。

“嫌い”に対する敬意/巴奎依の社会不適号

自分のために、如何にストレスを対処していくか向き合わなきゃいけないわけですが、これって簡単なことではなくて。

今でこそ大きなストレスを感じることはさほどなくなりましたが、
私はストレスの発散の仕方が分からない、自分の感情に対して理解はあるのに取り扱い方がいまいち分かっていない人間なので
小さな小さなストレスを溜めては、なんだかよく分からないことが引き金となり、消化できなかったストレスが溢れ出してしまうことがあります。

うっかり足を踏まれたときとか、点滴のために針をさしているときとか。

ふとした身体的痛みをきっかけに、ドバドバと、涙と共にストレスが溢れ出てしまうことがあります。

いつ糸が切れてしまうのか、自分自身にも分からない状態だったので、自分に合ったストレスの発散方法を、色々試してみた時期もありました。

アロマキャンドルを使ってみたり、お香を焚いてみたり、今思い返すと笑ってしまうのですが、オルゴールを聴いてみたり(笑)。

酷いときは、眠れない夜中に真っ暗な部屋でオルゴールのねじを巻いては、回り続けるオルゴールを眺めていました。
私が第三者だったら、間違いなくホラー映画だと思ったに違いありません。

その名残りで、今でもアロマキャンドルやお香は大好きでよく使っています。

ですが、それはあまり、私の抱えるストレスに対する効果はなくて、自分にとって一番効果があったのは、結局「考えること」でした。

考えた結果、同じ人間でも考え方はまるで違うこと・人間に期待しないこと・自分の想像に及ばないくらいの“やな奴”が世の中にいること。
この3つを自分に落とし込むことが、効果的でした。

それぞれがこの世の中の主人公なわけですから、やっぱりどうしても当たり前に自分の思考で話をしてしまいたくなりますけど
全員が主人公であっても、物語はまるで違いますから、青春映画は青春映画の常識をSF映画に振りかざしちゃいけないわけです。

そして人に期待をすることは、私にとって自傷行為に近いものでした。
勝手に期待して、勝手に裏切られて、勝手に傷ついて。他者に期待することこそが、一番身近にいてなかなか気づけない、厄介なストレスのような気がするんです。

あとは、”やな奴”というのは世の中に絶対数いますから、そういうものなんだと諦めるか、あまりの“やな奴”っぷりに感心するか。

これらを理解することが、私のストレス対処法でした。

これを把握しておくと、考え方自体が変わるので、ほんの少し生きやすくはなりましたが、その代償としてなのか、すごくドライな人間になってしまったので、あまり推奨はできませんけどね。

ともえ・けい
2012年よりA応P(アニメ“勝手に”応援プロジェクト)のメンバーとして活動をスタート。2020年8月2日に、A応Pを卒業。現在、インターFMにて毎週土曜28:30〜「DJサブカルクソ女の音楽解体新書」にてDJ番組を担当、DJCD「A応P BEST DJCD PRODUCED by DJサブカルクソ女」をリリースするなど、「DJサブカルクソ女」としても活動中。社会不適合者(自称)。

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