エヴァートンのカルロ・アンチェロッティ監督が、今シーズンのリーグ戦について語った。23日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
今シーズン開幕前にMFハメス・ロドリゲスやMFアランなどを獲得したエヴァートンは、シーズン序盤にリーグ戦の首位に立つなど好調ぶりを見せ、現在は6位につけている。現地で解説者を務める元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏もその実力を評価しており、さらなる上位進出が期待されているようだ。ただ、エヴァートンを指揮するアンチェロッティ監督は、取材に応じた際に自身の見解を以下のように語っている。
「正直なところ、我々はタイトルレースを考えていない。確かに今は良い順位にいるし、できるだけ留まりたいと思っている。ただ、今の時期にタイトルレースの話をするのは、我々にとって相応しくないことだと思う」
「順位表を見ると、ウェストハムやアストン・ヴィラ、そして我々エヴァートンのように、上位に留まることに慣れていないチームがいる。現段階でチェルシーとアーセナルは下位にいるが、きっと彼らもいずれ上位に上がってくるだろう」
そう語ったアンチェロッティ監督だが「とはいえ身体的にも技術的にも戦術的にも、プレミアリーグはそれぞれのレベルが本当に高い。試合を見ているとワクワクしてくるね」と現状に高揚感も示した。
エヴァートンの次戦は24日、FA杯4回戦でシェフィールド・ウェンズデイ(2部相当)と対戦する。