鎌田・長谷部が堂安との日本人対決制す…フランクフルト、5発快勝で7戦無敗

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2021年01月24日 01:21  サッカーキング

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ビーレフェルトとフランクフルトが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第18節が23日に行われ、MF堂安律が所属するビーレフェルトは、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトとホームで対戦した。

 右サイドMFでの起用となった堂安は開幕から18試合連続で先発出場となり、フル出場。守備的MFでの起用となった長谷部は7試合連続の先発出場となり、70分までプレーした。2シャドーの一角に入った鎌田は3試合ぶりに先発復帰を果たし、77分までプレーした。

 先に枠内シュートを放ったのはホームのビーレフェルト。10分、右サイドから切り込んだ堂安が左足で狙ったが、フィニッシュは相手GKに難なくキャッチされた。すると25分、押し込む時間が続いていたフランクフルトが先制する。鎌田がハーフウェーライン付近でボールを奪って攻撃に転じると、フィリップ・コスティッチが左からグラウンダークロスを供給。これはカットされたが、相手DFがクリアに失敗し、目の前にこぼれ球が転がり込んできたアンドレ・シウヴァが押し込んだ。

 さらに27分、フランクフルトは鎌田は右サイドのコーナーキックでショートコーナーを選ぶと、ボールはアミン・ユネスを経由してエリアの外にいたコスティッチへと渡る。同選手はゴールから約30メートル離れた位置からのシュートを選択し、自慢の左足を一閃。相手GKは一歩も動けず、強烈なシュートがゴール右下に突き刺さった。

 フランクフルトは33分にリードを3点に広げる。右サイドからカットインしたエリック・ドゥルムの左足は相手にブロックされたが、こぼれ球を拾ったコスティッチがダイレクトで落とし、後方から飛び込んだA・シウヴァが左足で豪快に突き刺した。その直後の36分にビーレフェルトは1点を返す。堂安のパスを受けたセドリック・ブルナーが右からやまなりのクロスを送ると、中央でセルヒオ・コルドバが頭で合わせた。

 2点のリードで折り返したフランクフルトは51分、またしても鎌田が絡んで得点を生み出す。自陣からのパスをピッチ中央で受けた鎌田は、単独のドリブルでエリア手前まで運び、左に流れたコスティッチに託す。コスティッチがグラウンダーで折り返すと、相手DFヨアキム・ニルソンが処理しきれずにオウンゴールとなった。

 75分にはコスティッチのスルーパスに抜け出した鎌田が左サイドからグラウンダーで折り返すと、途中出場のルカ・ヨヴィッチがトラップを挟んでネットを揺らし、フランクフルトがダメ押しの5点目を獲得する。

 試合はこのまま終了し、フランクフルトはリーグ戦2試合ぶりの白星で今季7勝目となり、リーグ7戦無敗。一方のビーレフェルトは4試合ぶりの黒星で今季10敗目となった。次節、フランクフルトは30日にホームでヘルタ・ベルリンと対戦する。

【スコア】
ビーレフェルト 1−5 フランクフルト

【得点者】
0−1 25分 アンドレ・シウヴァ(フランクフルト)
0−2 27分 フィリップ・コスティッチ(フランクフルト)
0−3 33分 アンドレ・シウヴァ(フランクフルト)
1−3 36分 セルヒオ・コルドバ(ビーレフェルト)
1−4 51分 オウンゴール/ヨアキム・ニルソン(フランクフルト)
1−5 75分 ルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト)

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