ルビン・カザンが練習試合で逆転勝利…スルツキー監督、後半出場の齊藤未月に言及

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2021年01月25日 00:41  サッカーキング

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昨年12月にロシアへと渡ることが決定した齊藤未月 [写真]=清原茂樹
齊藤未月が所属するロシア1部ルビン・カザンは、24日に同じくロシア1部のソチと練習試合を行った。齊藤は21日の練習試合パルチザン戦に続き、後半開始から出場した。

 雨が降るなか行われた試合は、6分にソチが先制。ゴール前でドリブル突破したアルトゥル・ユスポフが左に流し込んだ。対するルビン・カザンは19分、高い位置でボールを奪ったクヴィチャ・クワラツヘリアが試合を振り出しに戻す。しかし25分、ソチは左からのフリーキックにアントン・ザボロトニーが頭で合わせて勝ち越しに成功した。

 ビハインドで折り返したルビン・カザンは、後半開始から齊藤らを起用。すると57分、クワラツヘリアがPKを成功させ、再び同点に追いつく。さらにルビン・カザンは65分、右からのクロスをイヴァン・イグナティエフが押し込んで逆転に成功。試合はこのまま終了し、ルビン・カザンが3−2で逆転勝利した。



 試合後には、ルビン・カザンを率いるレオニード・スルツキー監督が齊藤未月の状態などに言及。クラブ公式SNSが次のように伝えた。

「一般的に、勝つことは常に楽しいものだが、試合結果は合宿において重要なものではない。合宿は常に2つの要素で判断することができる。1つ目は天候のせいでトレーニングが中断されなかったかどうかだが、ここでは問題がなかった。2つ目は、怪我をした選手や何日か休んでいた選手の数だ」

「齊藤未月については、私たちが彼について知っているすべてのことを正確に確認している。彼に必要なのは、シーズン再開に向けた準備ではなく休養だ。彼は(湘南ベルマーレで)2月から12月にかけて、35試合に90分間出場した。彼を正しく管理し、多くのトレーニング負荷を与えないようにする必要がある」

 現在21歳の齊藤は湘南の育成組織出身。2015年にトップチーム登録となり、2016年の高校3年生時にJ1デビューを飾った。世代別日本代表にも名を連ねている。2020シーズンの明治安田生命J1リーグでは33試合に出場し2ゴールを挙げた。J1通算では80試合出場4得点を記録している。

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