武藤が同点弾をアシスト! エイバルは敵地でセルタとドロー…乾は出番なし

0

2021年01月25日 04:30  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

同点弾をアシストした武藤嘉紀 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第20節が24日に行われ、セルタとエイバルが対戦した。エイバルに所属するFW武藤嘉紀はリーグ戦2試合連続の先発出場を果たし、同クラブに所属するMF乾貴士は7試合ぶりのベンチスタートとなり、出番は訪れなかった。

 リーグ戦2連敗中の15位エイバルがリーグ戦3連敗中の9位セルタのホームに乗り込んだ。試合を動かしたのはセルタだった。9分、右サイドからグラウンダーのクロスをゴール前へ送ると、これをフリーで受けたブライス・メンデスが左足でゴール左に流し込み、先制した。

 1点ビハインドとなったエイバルは18分、ラファ・ソアレスのクロスからエリア内中央で武藤がヘディングで合わせる。しかし、ボールはゴール左に外れた。エイバルは40分、ラファ・ソアレスのクロスからキケ・ガルシアが左足でシュートを放つが、わずかに枠を越えた。

 後半へ折り返したエイバルは53分、同点に追いつく。敵陣中央でボールを奪うと、武藤が攻撃のスイッチを入れる。前線でもう一度パスを受けた武藤が浮き球のスルーパスを送り、これをブライアン・ヒルが左足で決めた。

 セルタは55分、ブライス・メンデスがエリア内左の位置から左足でシュートを放つが、わずかにゴール左へ外れる。さらにセルタは68分にもエリア内左サイドを深くえぐったブライス・メンデスがそのまま左足でシュートを放つが、これはGKにセーブされた。

 終盤に決勝点は生まれず、試合はこのまま終了。先制を許したエイバルだったが、後半に同点に追いつき、ドローで試合を終えた。エイバルは2連敗を脱したが暫定15位のまま。セルタも3連敗を脱したが、順位は変わらず9位となっている。

 次節、セルタは31日にアウェイでグラナダと、エイバルは30日にホームでセビージャと対戦する。

【スコア】
セルタ 1−1 エイバル

【得点者】
1−0 9分 ブライス・メンデス(セルタ)
1−1 53分 ブライアン・ヒル(エイバル)
    ニュース設定