2.5インチSSD、ロープロファイルカードなどトレンド外となったパーツたちの今

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2021年01月25日 14:43  ITmedia PC USER

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写真サムスン「870 EVO」シリーズ
サムスン「870 EVO」シリーズ

 先週、サムスンからミドルクラスの2.5インチSSD「870 EVO」シリーズが登場した。今回のラインアップは2TB/1TB/500GBの3種類で、価格は順に2万7000円強と1万1000円強、7000円前後となる(税込み、以下同)。2018年2月に登場した「860 EVO」2.5インチモデルの後継で、シーケンシャルリードは毎秒最大560MB、ライトは毎秒最大530MBとなる。



【その他の画像】



●サムスンの新シリーズSSD「870 EVO」がデビュー



 入荷したショップの反応は概ね好評だ。TSUKUMO eX.は「初回から違和感のない値付けなので、860 EVOの人気をスムーズに引き継げるんじゃないかと思います」と話していた。



 ただし、一方で「モノとしては良いけど、ジャンルとしてニーズが落ち着いてきているんですよね」(某ショップ)という声もあった。「SATA SSDは接続インタフェースがボトルネックになってこれ以上速度が伸ばせない。場所をとるドライブ型なら容量単価で優位なHDDがありますし、速度ならM.2があります。SATA SSDの、特に2.5インチモデルは立ち位置が中途半端になってしまっているんですよね」という。



 別のショップも「RAIDを組むには2.5インチタイプが便利なので、一部の法人さんには根強い人気があります。ただ、個人の方からの注文は確かに減りましたね」と話していた。そうした動きはここ1年で顕在化したという。



 似たような変化はロープロファイル対応のグラフィックスカードでも起きている。パソコンSHOPアークは「PCケースは大型化と小型化の二極化が進んでいて、(ロープロファイルでしか装着できない)スリム型の存在感がどんどん薄れていっています。少し前は企業さんであったり、メーカー製PCのグラフィックス強化であったりと何かしらニーズがあったのですが、最近は『ロープロファイルを探している』という声は本当に聞かなくなりましたね」と話していた。



 先週は、ZOTACからロープロファイルタイプのGeForce GTX 1650搭載グラフィックスカード「GAMING GeForce GTX 1650 Low Profile GDDR6」が登場している。補助電源不要な2スロット厚のモデルで、価格は2万1000円前後だ。「補助電源なしでグラフィックスを強化するには持ってこいだと思います。そういう点で評価してもらえれば」(同店)



 続いては、最新チップを搭載したグラフィックスカードのニューフェイスを見ていく。



●枯渇中のRTX 3070や3060 Ti、RX 6800搭載カードの新製品が続々



 グラフィックスカードが広い範囲で枯渇気味なのは既報の通りだが、新製品は複数登場している。



 GeForce RTX 3070を搭載した新モデルは2モデル。ZOTACの「GAMING GeForce RTX 3070 AMP Holo」と、ASUSTeKの「ROG-STRIX-RTX3070-O8G-WHITE」だ。価格は順に8万8000円前後と10万4000円弱〜11万円弱となる。



 GAMING GeForce RTX 3070 AMP Holoはデュアルファンタイプで、角度で色調を変えるホログラフィックデザインを採用している。ROG-STRIX-RTX3070-O8G-WHITEは3連ファンを含めて白で統一した仕上げだ。



 GeForce RTX 3060 Ti搭載カードは、ColorfulのiGameブランドから「GeForce RTX 3060 Ti Ultra White OC」がデビュー。こちらもホワイトを基調にした3連ファンモデルで、価格は7万円弱となる。



 AMDのRadeon系では、ASUSTeKからRX 6800搭載の「TUF-RX6800-O16G-GAMING」が10万4000円弱〜11万円弱で入荷している。



 グラフィックスカード全体で普段通りの再入荷が厳しい状況となっていることもあり、新製品も「週末を待たずに売り切れるかも」(パソコンSHOPアーク)といわれていた。また、「新製品の価格設定からも材料費高騰などによる値上がりを感じたりもしますね。それでも需要が上回っているので、入ったら即売れるというサイクルが続きそうです」(某ショップ)という愚痴も聞いた。



●クーラーマスターからラグジュアリーな汎用ファンがデビュー



 光るパーツで注目を集めていたのは、クーラーマスターの12cmファン「MasterFan MF120 Prismatic」だ。単品パックと3基にコントローラーをセットにしたパックをそろえており、価格は順に3000円弱と8000円強となる。



 羽根の回りに「クリスタルループデザイン」を施しており、光が乱反射する仕上げになっているのが特徴だ。半透明の羽根とループ上のキラキラする光で、ラグジュアリーな光景を演出する。



 実機を展示しているTSUKUMO eX.は「(2018年12月に登場した)G.SKILLの『Trident Z Royal』をほうふつとさせるデザインですよね。やはりPCをゴージャズに飾りたいというニーズもあるので、喜ばれると思います。存在感が抜群ですからね」と高く評価していた。



 最後はラジエーターの追加モデルだ。



●大好評で即売り切れ! 420mmラジエーター搭載の水冷キットが登場



 水冷キットでは、ARCTICの「Liquid Freezer II-420」が話題になっていた。14cmファンを3基並べた420mmラジエーターを採用した大型モデルで、価格は1万8500円前後だ。



 ラジエーター部も約38mmと厚く、ウォーターブロック側に小型ファンを搭載することでCPU回りにもエアフローを生じさせるといった工夫がなされている。



 入荷したオリオスペックではすぐに完売になったという。「大型のPCケースが多くなって、420mmのラジエーターでも十分に載せられる環境を持つ人が増えましたからね。けれど、それだけ大型の水冷キットはまだなかなかラインアップがありませんし、もともと人気シリーズですし、期待値も高かったと思います」という。



 2020年末に登場した360mmラジエーターの「Liquid Freezer II-360」(1万5000円強)も瞬く間に完売となっている。


このニュースに関するつぶやき

  • 確かにHDDは容量あたりの単価が安い。しかし、SSDが3年保証なのに対してHDDは1年保証。おまけにHDDは保証期間よりもかなり前に壊れるため、今のボクはもっぱらSSDを使っている。
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