服部茂章率いるHREが2021年に向けて体制強化。タイトル奪還のため2台体制へ/NASCAR

0

2021年01月26日 14:41  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

写真2020年に引き続きHREからNASCARに参戦するオースティン・ヒル
2020年に引き続きHREからNASCARに参戦するオースティン・ヒル
 アメリカのストックカーレースNASCARは2月上旬に2021年シーズンが開幕する。トップから3番目に位置するトラックシリーズで、2018年に日本人オーナーとして初めてシリーズチャンピオンとなった服部茂章氏率いるHRE(Hattori Racing Enterprises)は今季もフルエントリー。ドライバーは昨季に続き、オースティン・ヒルで臨む。

 HREは2019年、2020年もプレイオフへ駒を進めており(ドライバーはヒル)、トラックシリーズにおいてすでにトップチームとしての評価と地位を確立。昨季は新型コロナの影響で練習走行と予選なしのぶっつけ本番で決勝レースという難しいフォーマットのなかでも速さをしっかりと見せ、2勝を挙げてレギュラーシーズンチャンピオンとなった。

 だが、プレイオフでは、“シリーズチャンピオン決定戦”たる最終ラウンド(それまでのプレイオフを勝ち抜いてきた4人で戦い、そのなかで先着したドライバーがチャンピオン)には進出ならず。そこで、3シーズンぶりのタイトル奪還に向けて、体制強化を図る模様だ。

「今季も昨季同様に練習走行と予選を行わないレースが8割を占めており、各チームとも戦略面での大幅な見直しが不可欠となっています。そのような状況も踏まえ、これまで1台で戦ってきたトラックシリーズは2台体制での参戦で最終調整を進めているところです」(服部オーナー)

 HREはこれまでの1台体制でもセッティングの精度や作戦の確度は高いものを持っていたが、やはり複数台体制によるセッティングデータ共有から得られるアドバンテージは大きいと判断したようだ。2台体制が実現すれば、タイトルコンテンダーとして昨季以上の強い戦い方を見せてくれることは間違いない。

 また、トップから2番目のシリーズ“Xfinity(エクスフィニティ)”に今季もGRスープラでのスポット参戦を予定している。トラックシリーズ以上に競争レベルの高いエクスフィニティで昨季はベストフィニッシュ5位という成績を残しているが、リザルト面では安定感を欠いていた。

「コンスタントに上位入賞できる体制を作り、将来、最高峰のカップシリーズに参戦するための準備を着実に進めていきたいと思います」と服部オーナー。

 出場ラウンド数などは追って発表されるとのこと。今季、上位での戦いを重ねていけば、目標のカップシリーズ参戦への道筋も見えてきそうだ。
    ニュース設定