5Gミリ波対応の「Xperia PRO」が2月10日発売 約22万円でプロユースを想定

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2021年01月27日 00:12  ITmedia Mobile

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写真5Gミリ波に対応した「Xperia PRO」
5Gミリ波に対応した「Xperia PRO」

 ソニーモバイルコミュニケーションズが1月27日、Xperiaスマートフォンの新機種「Xperia PRO(XQ-AQ52)」を発表した。発売日は2月10日を予定しており、市場推定価格は22万8000円(税別)前後。カラーはブラック1色。



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 1月27日9時に、ソニーの直販サイト「ソニーストア」と、直営店「ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、一部家電量販店、ECサイトで予約受付を開始する。



 Xperia PROは、映像制作やカメラ撮影などのプロユースに対応した5Gスマートフォン。報道カメラマンや映像クリエイター、YouTuber、Vloggerをメインターゲットとしており、カメラ機材のモニターやライブ中継用のデバイスとして使うことを想定している。



 2020年2月に開発表明をしており、約1年を経て発売となった。日本の他に米国でも発売する。SIMロックフリーモデルのみを用意し、キャリアからは販売されない。



 Xperia PROは。Xperiaとして初めて5Gのミリ波に対応しているのが大きな特徴だ。特に大きな恩恵を受けられるのが上りの通信速度。6GHz帯未満のSub-6だと上りの速度は最大182Mbpsだが、ミリ波ならこれが480Mbpsにまで向上するため、後述する一眼カメラやカムコーダーを用いたライブ配信や写真や映像の送信に向いている。



 一方、ミリ波はSub-6よりも直進性が強く、電波が減衰しやすいデメリットを持つ。そこでソニーモバイルは、ミリ波を効率よくつかめるよう、ミリ波のアンテナを本体の上下左右4箇所に搭載して360度全方向をカバーするようにした。また、放熱処理をするための空気層を設けることで、温度上昇によるパフォーマンスダウンの低減にも努めている。



 5Gのミリ波はドコモとKDDIに対応しているが、ソフトバンクと楽天モバイルは対応しない。また、ドコモのミリ波を利用するには、ソフトウェアアップデートを行う必要がある。Sub-6はドコモ、KDDI、ソフトバンクに対応しており、楽天モバイルは対応しない。



 Xperia PRO独自の機能として、モバイル通信の状態を可視化できるアプリ「Network Visualizer(ネットワークビジュアライザー)」を用意している。このアプリでは、受信している電波の種類や方向、スループットなどがリアルタイムで表示される。側面のショートカットキーに登録すれば、ワンプッシュで呼び出せる。



 ディスプレイはアスペクト比が21:9の6.5型、4K HDR有機ELを搭載する。このスペック自体は「Xperia 1 II」と同じだが、Xperia PROではソニー製マスターモニターを基準とした色温度を、個体ごとに調整して出荷する。



 スマートフォンでは世界初(2020年1月26日時点でのソニーモバイル調べ)をうたう、HDMI入力に対応する。HDMIに準拠したデジタル一眼カメラやカムコーダーの外部モニターとして利用し、外部カメラが捉えた映像をライブ配信できる。外部モニターとしては最低2時間利用でき、ストリーミングライブ配信の場合は1080p/60fpsで約2時間の連続利用が可能。ディスプレイをピンチイン・アウトでズームイン・アウトの操作を行ったり、グリッドラインを表示したりもできる。



 USBテザリングを活用すれば、「α7S III」など静止画や動画ファイルのFTP転送に対応したカメラとXperia PROを接続し、カメラからFTPサーバへ直接ファイルを転送することもできる。これにより、カメラマンが報道の現場からスピーディーに写真をアップロードするといったことが可能になる。Xperia PRO側で「Transfer & Tagging-on」アプリを使って編集やタグ付けもできる。



 実際、ソニーモバイルはXperia PROを用いてテレビ局や新聞社と実証実験を行ってきた。フジテレビとの実証実験では、プロ用のカムコーダーにエンコーダーを取り付けて、USBテザリングによって5G経由でクラウドスイッチャーに映像をアップロードし、番組制作を行った。通常は中継車が番組を制作しているところ、クラウドスイッチャーで遠隔で疑似的に番組を制作できたという。



 新聞社や通信社とは、「α」とXperia PROをUSBテザリングで接続し、記録済みの静止画や動画のファイルを、Xperia PROを介して所定のFTPサーバに送信することに成功した。このように、ソニーモバイルはB2BでXperia PROを利用してもらうことも視野に入れている。



 カメラはXperia 1 IIと同等のものを搭載。アウトカメラは1200万画素の広角、超広角、望遠で構成され、焦点距離はそれぞれ24mm、16mm、70mmとなる。SIMカードはデュアルSIM(DSDV)に対応している。メインメモリは12GB、内蔵ストレージは512GBとなっており、Xperia 1 IIのSIMロックフリーモデルから内蔵ストレージを倍増させた。IP68の防水・防塵(じん)はサポートするが、Xperia 1 IIは対応しているFeliCaとワイヤレス充電には対応しない。プロセッサはSnapdragon 865、バッテリー容量は4000mAhで変わらない。



 本隊サイズは75(幅)×171(高さ)×10.4(奥行き)mm、重量は225g。72(幅)×166(高さ)×7.9(奥行き)mm、181gのXperia 1 IIよりも大きく重くなっている。また、Xperia 1 IIは背面にガラスを用いているが、Xperia PROは滑りにくい樹脂素材を採用している。


このニュースに関するつぶやき

  • こんなん出す一方で、海外で売ってるローエンド機種は一向に日本で売らないんだよなSony。結局中華メーカーに流れて、次にもしハイエンドを買うとなっても、再び同じ中華メーカーへ流れてしまうというのにね。
    • イイネ!0
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  • iPhoneでも高いなーって感じなのに20万越えかー。必要な人は限られそう…
    • イイネ!1
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