IMCFから新ブランド「ジャンシドゥーム」がデビュー、セリーヌで経験を積んだ日本人女性がデザイン

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2021年01月27日 17:03  Fashionsnap.com

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イメージヴィジュアル Image by: ジャンシドゥーム
ファッションインキュベーション事業を展開するIMCFから、ウィメンズブランド「ジャンシドゥーム(Jancidium)」が2021年春夏シーズンにデビューした。ファーストコレクションは、公式オンラインストアおよび一部のセレクトショップで取り扱っている。

 ジャンシドゥームは日本人女性が手掛けるブランドで、デザイナー名は非公開。セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)を首席で卒業後、「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」や「セリーヌ(CÉLINE)」で経験を積んだ。ブランド名はフランス語で黄色を意味する「Jaune」と、可憐という花言葉をもつ黄色の植物「オンシジウム(Oncidium)」を組み合わせた。女性らしく華やかな素材を使用し、上質で遊び心のあるリアルクローズが揃う。
 デビューコレクションでは、シグネチャーカラーのイエローをベースに2種類のフラワープリントを組み合わせたワンピース(4万4000円)をはじめ、セットアップでの着用が可能なプリントシャツ(5万5000円)や、スカート(6万6000円)、ボトムス(4万4000円)、ケープのディティールを取り入れたトレンチコート(5万5000円/いずれも税別)などを展開している。ヴィジュアルのモデルにはBeccaを起用。撮影は写真家の松原博子、ヘアメイクは河村慎也が担当した。
 IMCFは「パーバーズ(PERVERZE)」「スドーク(SODUK)」「ラインヴァンド(LEINWANDE)」などのブランドビジネスを展開。昨年12月には、新規株主となるニッセイ・キャピタル、個人投資家、既存株主への第三者割当増資および融資による総額4億円の資金調達を実施した。資金調達により優秀なデザイナーへの継続的な投資や、保有ブランドのグローバル展開の強化を図るほか、テクノロジー面での投資を加速させるという。
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■ジャンシドゥーム:公式オンラインサイト
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