「手が冷たい人は心が温かい」といわれるのはなぜ? 暮らしの知恵の真意が深い

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2021年01月27日 21:22  All About

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写真「手が冷たい人は心が温かい」というのはなぜでしょう? 反対に「手が温かい人は心が冷たい」のでしょうか? その由来・理由・意味を解説します。
「手が冷たい人は心が温かい」というのはなぜでしょう? 反対に「手が温かい人は心が冷たい」のでしょうか? その由来・理由・意味を解説します。

慣用句「手が冷たい人は心が温かい」は暮らしの知恵

もしあなたの手が冷たいときに「手の冷たい人は心が温かいっていうから、温かい人なんですね」と言われたら、どう思いますか? 悪い気はしないのではないでしょうか。

では、なぜ「手の冷たい人は心が温かい」というのでしょう? そこには、暮らしの知恵があります。 反対に「手が温かい人は心が冷たい」のでしょうか? 由来や意味を解説します。

なぜ「手の冷たい人は心が温かい」とわれるの? 由来・理由

「手の冷たい人は心が温かい」ということばは、主に握手をするときに使われます。もともと日本には握手をする習慣はありませんから、外国の握手文化からきています。

イギリスに「Cold hands, warm heart」ということばがあります。まさに「手が冷たい人は心が温かい」という意味です。手が冷たいと何となく握手するのをためらってしまうので、相手にもそれが伝わります。そんなときに「手が冷たい人は心が温かい」を使えば、場が和んで相手も笑顔になりますよね。いわば相手に対する思いやり、人付き合いの知恵なのです。

ドイツにも「Kalte Hand, warmes Herz」「wer kalte hände hat, hat ein warmes herz」(手が冷たい人は心が温かい)があります。

フランスには古くから「Froides mains, chaudes amours.」(冷たい手、温かい愛。手が冷たいのは愛している証拠)ということばがあります。こちらは手相占いに由来し、手が冷たいのは愛の激しさによって熱が心臓に集中してる証拠だという意味です。

現在は、「Mains froides, cœur chaud.」(冷たい手、温かい心)と言うことが多く、こちらは「手が冷たい人は心が温かい」の意味で使われることが多いようです。

※主な参考文献
・『アカデミーフランセーズ辞典』アカデミーフランセーズ
・『現代ことわざ辞典』外山滋比古

手が温かい人は心が冷たいの?

「手の冷たい人は心が温かい」とは反対に、「手が温かい人は心が冷たい」のかといえば、全くそんなことはありません。安心してください。

昔ながらの言い伝えには、思いやりや知恵がつまっているので、意味を知り、上手に生かしてみてください。
(文:三浦 康子(暮らしの歳時記ガイド))

このニュースに関するつぶやき

  • メッチャ手は冷たいが、誰にでも温かくする訳ではない。手を差し伸べる意味すら無いヤツに不必要なエネルギーを使うことをしないからね。助ける必要が有ると判断した時には全力でするのさ。
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