『ボス恋』玉森裕太の子犬姿に「飼いたい」の声! 間宮祥太朗演じる中沢にも注目

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2021年01月27日 22:40  クランクイン!トレンド

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写真間宮祥太朗演じる中沢涼太にも注目! 『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』第3話  (C)TBS
間宮祥太朗演じる中沢涼太にも注目! 『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』第3話  (C)TBS
 テレビドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系/毎週火曜22時)の第3話が、1月26日(火)に放送された。ドSな鬼上司と“子犬系男子”の御曹司に翻弄される主人公・鈴木奈未(上白石萌音)を描いた本作。今週は、潤之介(玉森裕太)と中沢涼太(間宮祥太朗)のそれぞれの魅力が、格段と光る回になった。(文=阿部桜子) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意下さい

【写真で振り返る】『ボス恋』第3話、またもや編集部ピンチ!

■玉森の子犬姿にノックアウト!

 「俺のこと、好き?」。うるんだ瞳の潤之介(玉森裕太)から、奈未がこう尋ねられたところで幕を下ろした第2話。続く第3話では、この言葉の真意が明らかになる。ただでさえ多忙なファッション雑誌の編集部で、悪魔のような編集長の雑用係となり、忙しい日々を送る奈未。偶然出会った潤之介は、天然で自由で、知り合ってから日が浅いというのに距離が近かったり、笑顔が可愛かったりと、かなり母性本能をくすぐる“子犬系男子”で、奈未はその沼にハマりかけていた。

 「好きっていうか…」。言葉に詰まる奈未に「じゃあ嫌い?」と潤之介は返す。「嫌いじゃないです!」と奈未が食い気味に言うと、潤之介は「よかった〜」といつもの笑顔に。実は、この視聴者までもをドキドキさせた潤之介の「俺のこと、好き?」という言葉は、恋愛上での“好き”ではなく、“嫌われていないかの確認”のために使った逆説的な意味での“好き”だったようだ。思わず、奈未も鳩が豆鉄砲を食ったような顔に。

 そんな奈未の動揺に気づくはずもなく、潤之介はいつもの調子で、自分の個展の招待状を彼女に渡した。しかし、奈未はその後、「行ったら危険」と来場をためらう。奈未の妄想によると、この出会いは“ずぶ濡れの子犬を拾ったようなもの”なのだそう。飼い主が見つかるまでの一時的な付き合いだとはわかっていながらも、別れた後は“とてつもないロス”に陥る可能性があるため、この想いは応えていけないものだと自分に言い聞かせていた。

 同妄想シーンでは、潤之介役の玉森が、真っ白でモコモコな子犬姿にふんしていたのが、SNS上でも話題に。公式サイトによると、「ワーン!」の声に合わせて、スタッフがリモコンで耳を遠隔操作で動かしていたそうで、細かいところまでこだわりが詰まった場面だったという。Twitterでは、「ジュンを飼いたい」、「あの子犬は絶対拾う」と、その可愛さにノックアウトされたファンも。しかし、この第3話、潤之介にスポットライトが当たりがちだったこれまでと違い、ある男の魅力が徐々にあらわになってきた回だったことも忘れてはならない。

■“ドS先輩”中沢に注目!

 「MIYAVI」創刊号の校了が1週間に迫っていた第3話。ここで編集部はまさかのピンチを迎える。編集長の宝来麗子(菜々緒)が、創刊号に掲載予定だった柔道家の瀬尾光希(高山侑子)のインタビュー特集の差し替えを命じたことで、光希の特集を担当していた中沢がボイコットを起こすのだ。それに続き、不満が募っていた和田和美(秋山ゆずき)ら編集部員も反旗を翻し、出社しなくなる。麗子が辞めるか、編集部員が辞めるか…究極の2択を迫られる事態に。

 そんな大事件のもと、今回スポットライトが当てられたのは中沢だ。潤之介からは“ドS先輩”と呼ばれるほど、クールで少しキツい性格の彼。最初の頃のやる気のない奈未に対しては「迷惑だ」とはっきり言い放ち、Paraviオリジナルストーリー『オー!マイ・ツンデレ!恋は別冊で』では、「『MIYAVI』を世界一の雑誌に…」と言いかけて自己紹介を遮られた和泉遥(久保田紗友)をニヤリと笑い、“世界一”という嫌味なあだ名をつけたこともある。

 しかし、その心の奥には人一倍熱い編集への想いを持っている。元カルチャー誌の担当ゆえ今回「MIYAVI」の編集を行うにあたりファッション用語を必死に勉強したり、インタビューを行う際には取材対象者へのリサーチに手を抜かなかったりと、努力家な一面がこれまでにも垣間見えていた。今回麗子と衝突したのも、その熱心さゆえだろう。振り返ってみれば、これまで中沢が立てた企画は、麗子の一言により、彼の思うように進んでこなかった。怒りを覚えるのも当然だ。

■一枚上手だった麗子の判断

 ただ、やっぱり今回も麗子の判断が一枚上手だった。そもそもなぜ麗子が、校了1週間前で差し替えを命じたかというと、撮影の際に光希の右肩のけがが完治していないことに麗子が気づいたからだった。世界選手権での復帰に向けて仕込んでいた本特集だったが、その様子を見て、麗子は光希の復帰を「無理」だと言い切ったのだ。中沢は顔を赤くしながら「本人は復帰を望んでいるわけだし!」と反論するも、麗子の決定は揺るがない。

 それは、このインタビューの掲載が、光希の選手生命を脅かす可能性があったからだ。どこまでも自分を追い込むことができる強い精神力を持った光希。しかし、周りからの期待に応えるため、完治しないまま無理をすれば…? 麗子は、本特集が、彼女にさらなる復帰のプレッシャーをかけ、そのまま完治しない上で競技に挑めば、もう二度と柔道家に戻れなくなるのではないかと案じていたのだ。

 これを聞かされたとき、中沢は「客観的視点に欠けていた」と反省し、さらに、編集部全員が集まった校了の際は、「ご迷惑をおかけして、すみませんでした」と頭も下げる。口数が少なく、キツい言葉遣いなため、冷酷なように映る中沢だが、ミスを真摯に受け止め、謝罪できる勇気を持った誠実な人間であることが、第3話では浮き彫りになった。さらに、気になるのは、中沢が奈未を見る目が、今回がらりと変わったこと。奈未を取り巻く恋物語が、胸を締め付ける演出とともに加速する。

■潤之介と異なる中沢の可愛さ

 1人1人の個性が強く、一見まとまりのないような編集部だが、中沢のような素直な人間の存在は、今後もかなり良い作用をもたらすことだろう。しかし、彼の良いところは仕事面だけではない。人懐っこい“子犬系男子”の潤之介とはまた異なった、ぶっきらぼうならではの可愛さが、中沢には備わっている。

 例えば冒頭、奈未と和泉が、光希の話題で盛り上がっている際、それまで自席でヘッドホンをしながら一人で漫画を読んでいた中沢が、「瀬尾光希か〜?」とニヤニヤしながら二人に近づいてくるシーンがある。第2話の奈未に『ヨビガミ』の良さを熱く伝えるシーンも印象的だったように、ここでも光希の良さと今回の特集についてノンストップで語りだす。普段は吐き捨てるような話し方だが、好きなことの話になると、語尾の音が高くなり、恍惚の表情を見せる中沢。一匹狼のようで、実は人が好きな点が中沢の可愛いところだ。

 また、あまり注目はされていないが、奈未が光希のもとへ訪れるために、中沢を誘いに来た映画館は、東京・渋谷にあるシアター・イメージフォーラム。アート系や映画好きにはたまらない特集上映を行うミニシアターで、ケリー・ライカートやヤスミン・アフマドなど、シネコンではお目にかかれない良質な作品を、ここでは見ることができる。運命の1本に出会うため、坂だらけの渋谷を自転車で走ってきた、趣味のために一直線な中沢を思うと、愛おしさを覚えずにはいられない。『ツン恋』で語った「カルチャーは、自分を着飾るための装飾品じゃない」の言葉も、カルチャーを下心無く愛せる人の言葉だった。人を簡単には寄せ付けないオーラを持ちながらも、気を許したときに見せる“真っ直ぐな心”は、中沢ならではの魅力である。

 『殺さない彼と死なない彼女』の監督・小林啓一が、ウェブ番組『活弁シネマ倶楽部』で、「死ね」や「殺すぞ」が口癖の高校生・小坂れいを演じた際の間宮について、素の部分との境界線がわからないような芝居をしていたと語っていたことがある。クールといえど氷のように冷酷なわけではなく、自然に人間味を含んだ愛すべきキャラクター、中沢が出来上がったのは、間宮のこれまでの経験で培われた巧みな表現力のおかげだろう。

■潤之介VS中沢の予感…!?

 そんな中沢が、奈未へ今までとは違う思いを抱き始めたのが、今回のハイライトの1つだ。潤之介から、奈未に個展の案内を渡すようにとを頼まれていた中沢。しかし、今回の騒動ですっかりその約束を忘れており、案内書をカバンに入れたままのことを思い出す。去っていく後ろ姿の奈未に渡そうと声をかけようかと思いきや、中沢は、なにか考えて、カバンの中へ戻そうとする。しかし、それも思いとどまり、「鈴木〜!」と奈未を呼び止める。校了日が最終日だった潤之介の個展。打ち上げの途中で、個展へ走る奈未を、中沢は物憂げに見つめていた。勝手に読んだとはいえ、自分の取材ノートを「かっこいい」と真っ直ぐに褒めてくれた奈未。その情景を思い出しながら、彼女のいなくなった机を見つめ、中沢はビールを流し込む。体に伝う苦い思いを、ごまかすためだったのだろうか。中沢は表情は意味深だった。

 一方、素直な奈未の言動に潤之介も心を動かされる。個展に来ていたことを知り、帰ろうとする奈未を見つけ出した潤之介。そこで奈未は、潤之介の作品に対し、「変なのばっかりだった」と率直に伝えた。個展を訪れた人たちは、金沢で製紙会社を経営する父の影しか見ず、褒めちぎるだけしかしてこなかったが、奈未は笑いながら彼の写真を「ちゃんとしてなかった」「変」と言うのだ。一見傷つきそうな失礼な言葉かもしれないが、潤之介はこれに大笑い。実家がお金持ちでイケメンで…そんな表面的な部分しか見られない潤之介に、うそのない態度で接するに奈未に、嬉しさが爆発したのだろうか。「どうしよう…」と潤之介はつぶやいて、奈未の腕を引き、そのままおでこにキスをした上に、手をそっと握って第3話は終わった。

 雪が降る中、金色の光りに包まれて、シルエットが浮かび上がる美しいこのキスシーンに、「やばかった」、「『どうしよう…』からのおでこキスは。玉森くんかっこよすぎて」とTwitterからも反響が。ちなみに、第3話の演出は『花より男子』シリーズや、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の石井康晴が手掛けた。

 Twitterでは「全力で中沢パイセン派」や「いよいよ中沢VS潤之介だな」との声が上がり、TBS火曜ドラマでおなじみの○○派論争も盛り上がってきた第3話。その傍ら、麗子が宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア)に恋をしているのではないかと思わせる素振りを見せたのも要チェックポイントだった。次週の第4話では、いよいよ「MIYAVI」創刊号の発売日を迎えるが、物語はまだまだ動き出したばかりだ。
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