【デイトナ24時間基本情報】スケジュール、最新エントリー、TV放送、特別規則、BoP変更など

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2021年01月28日 11:11  AUTOSPORT web

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1月22〜24日、デイトナ24時間レースを前に公式テストと予選レースが行なわれた
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2021シーズンは、先週末の公式テスト&予選レースを経て、1月30〜31日に決勝が行なわれるデイトナ24時間レース(ロレックス24・アット・デイトナ)でいよいよ開幕する。

 今年は初めて予選レースが行なわれたことで、レースウイークのスケジュールも例年とは若干異なっている。

 以下、最新のエントリーリストやデイトナでの追加レギュレーション、レースウイークに入ってからのBoP変更などの情報をまとめておこう。

■第59回デイトナ24時間レース スケジュール(決勝レースウイーク)
※カッコ内は日本時間。日本からの時差は−14時間
※ウェザーテック・スポーツカー選手権のスケジュールのみ記載

・1月28日(木)
11:05〜12:05(翌1:05〜) プラクティス1
15:20〜16:35(翌5:20〜) プラクティス2
19:15〜21:00(翌9:15〜) プラクティス3

・1月29日(金)
11:20〜12:20(翌1:20〜) プラクティス4

・1月30日(土)
15:40(翌5:40〜) レーススタート

・1月31日(日)
15:40(翌5:40) レースフィニッシュ

■開催コース
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(アメリカ・フロリダ州デイトナビーチ)
1周:3.56マイル(オーバル+ロードコース)

■TV放送
・J SPORTS(J SPORTS 3 & J SPORTSオンデマンド)
https://www.jsports.co.jp/motor/24h/

■最新エントリーリスト
 1月27日に発行された最新版エントリーリストでは、公式テスト&予選レースウイークと同じ49台のマシンが名を連ねている。

 以前のリストにおいてTBAとなっていたLMP3クラスのミュルナー・モータースポーツ・アメリカ6号車デュケインD08の第4ドライバーには、スティーブン・マクアリアが起用される。

 また、LMP2クラスのRWRユーラシア51号車リジェJS P217では、第4ドライバーとしてエントリーしていたマテュー・ジャミネがCOVID-19の検査において陽性反応を示したため、ジャミネに代わって元ポルシェファクトリードライバーのスベン・ミューラーが起用されることとなった。

■LMP3に義務ピット/BMW M8 GTEのBoPが変更
■特別(追加)規則
 デイトナ24時間レースにおいて、通常の規則に追加される主なスポーティング規則は、以下のとおり。

・タイヤセット数
DPi:38セット
LMP2:38セット
LMP3:30セット
GTLM:37セット
GTD:30セット

・最低運転時間
DPi/GTLM:2時間
LMP2/LMP3/GTD:4時間30分

・最大運転時間
全クラス:最大13時間。また、連続する6時間のうち4時間を超えてはならない

・ピットストップ義務付け(LMP3のみ)
最初の22時間のうち1度、8分間のピットストップを義務付け(アンダー・グリーンまたはFCY時)

■BoPの変更
 予選レース後の1月27日、IMSAは決勝のレースウイークに向けたBoP変更を伴うテクニカル・ブルテンを発行。BoPで目立った変更を受けたマシンはGTLMクラスのBMW M8 GTEで、公式テストウイークに比べ、最低重量が20kg重くなることが明らかになった。

 GTLMクラスのポールシッターであるシボレー・コルベットC8.R、フェラーリ488GTE Evoには変更がなかったが、ポルシェ911 RSR-19は重量が5kg、減らされる。

 IMSAはDPiおよびGTDクラスについてはBoPを変更していないが、DPiクラスのキャデラックDPi-V.Rについて、空力のコンフィギュレーション明確化。ホモロゲートされたフロントフェンダー・インサートの使用を義務付けている。

 LMP2クラスにおいては、公式テストウイークにおいてストレートスピードで苦戦していたリジェJS P217のウイング最小角度を減らす措置がとられている。

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