笑福亭鶴瓶、Aマッソがコンテストで優勝するには「もう少しべたなネタに」

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2021年01月28日 20:02  Techinsight Japan

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『THE W 2020』で決勝進出したAマッソ
落語家・笑福亭鶴瓶が司会を務める『チマタの噺』(テレビ東京)が放送300回目を迎え、記念すべきゲストにお笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が登場した。若手お笑い芸人のYouTubeもよく見るという鶴瓶と、2019〜2020年の『女芸人No.1決定戦 THE W』審査員を務めた田中は、お笑いコンビ・ニューヨークとAマッソの話で大いに盛り上がった。

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「『THE W』は異種格闘技というか、審査がめちゃめちゃ難しいんですよ」と語る田中卓志。参加条件が“女性“というだけでネタの条件は特になし。プロアマ、芸歴、芸種、人数を問わず、漫才、コント、ピン芸と何でもありで、決勝の審査方法は10組がAブロックとBブロックに分かれて、審査員がそれぞれいいと思った方を選び、勝ち残った者が最終決戦に進む。2020年12月20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で『THE W』の話題を取り扱った時、ダウンタウンの松本人志が「(勝ち抜けみたいな形式ではなく)数値化した方が、見ている人が納得できると思う」と話していたが、田中もどちらが勝ちかを瞬時に判断しなければならず、その理由を視聴者にわかりやすく説明することの大変さを述べた。


2020年の『THE W』Bブロックの第1試合は、ピン芸人のゆりやんレトリィバァと、アンガールズと同じワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ・Aマッソだった。結果は4対3でゆりやんレトリィバァが勝利、田中はAマッソを選ばなかった。背後にプロジェクターを映して漫才と映像をマッチングさせ新しい笑いに挑戦したAマッソと、国民的アニメ『サザエさん』の磯野カツオに扮し「いや、姉さんは大きな間違いをしているよ」と枕詞を固定しながら“カツオが言いそうで言わない言葉”を畳み掛け、会場の空気を自分に引き寄せたゆりやんレトリィバァ。田中はこの時、迷いに迷って最後は「自分が単純に面白いと思った」ゆりやんレトリィバァに一票を投じたという。

笑福亭鶴瓶は、Aマッソがかつて自分と同じ松竹芸能に所属していたこともあり、注目していた若手だという。「Aマッソはものすごい辛口のネタで、べたにいかないところが面白い」と彼女らの実力を高く評価し、自らのラジオ番組にもゲストで出てもらったことがあるそうだ。ただもう少しべたなネタに寄せた方が、お笑いコンテストでは優勝を狙えるだろうなと思うそうである。


そんな鶴瓶は、2019年の『M-1グランプリ』で審査員の松本人志から「(ツッコミが)笑いながら楽しんでる感じが、そんなに好きじゃない」と評されたニューヨークを“どんなコンビなんだろう”と興味が湧き、彼らのYouTubeを片っ端から見ているうちにハマってしまったという。田中も「ニューヨークのネタの題材がすごく好きなんですよ」と絶賛していた。2020年はずっとニューヨークの漫才やコントの動画を見ていたそうで、笑福亭鶴瓶が「好き、好き」とずっとニコニコしていたのが印象的であった。

画像2〜4枚目は『アンガールズ田中卓志 2020年12月14日付Instagram「お弁当もTHE Wの包み紙!」』『笑福亭鶴瓶 2021年1月22日付Instagram「シロクマ、ステイホームで家ではこの格好です。」』『ニューヨーク 屋敷 2020年12月3日付Instagram「M-1グランプリ2020決勝進出しました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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