太もも裏を伸ばせばお腹が凹む?お腹に効く太ももストレッチ

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2021年01月28日 21:30  つやプラ

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40代からの女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容マガジン

「いくら腹筋運動を頑張っても、なかなかぽっこりお腹が改善されない」とお悩みの方は、腹筋が原因ではなく、骨盤のバランスの乱れに原因があるかもしれません。

パーソナルトレーナーとして多くの方の体形改善を指導してきた筆者が、骨盤を矯正するためのストレッチをご紹介します。

■ぽっこりお腹の原因は骨盤のバランスの乱れ

骨盤自体はズレない

よく、「骨盤がゆがむ」と勘違いをされる方が多いのですが、骨盤自体はゆがんだりズレたりしません。

骨盤は「仙骨」「腸骨」「坐骨」「恥骨」「尾骨」から構成されています。これらの骨は靭帯等で強力に固定されているため、なんらかの強い衝撃が加わらないかぎりズレることはありません

骨盤は「仙骨」「腸骨」「坐骨」「恥骨」「尾骨」から構成されています。

これらの骨は靭帯等で強力に固定されているため、なんらかの強い衝撃が加わらないかぎりズレることはありません。

これらの骨は靭帯等で強力に固定されているため、なんらかの強い衝撃が加わらないかぎりズレることはありません。つまり、こういったズレやゆがみ方はほぼありえないということです。

では、「骨盤のバランスの乱れ」とはなにかというと、筋肉が固くなるなどの原因により、骨盤全体の位置が正常から前後にズレることをいいます。

骨盤の位置が変化することで姿勢にも変化が

骨盤の位置がズレると姿勢が変化しやすくなります。特に、骨盤が後傾すると「スウェイバック」という姿勢になってしまうこともあります。

スウェイバックとは、猫背のような悪い姿勢のひとつです。一般的にイメージされる猫背(円背)とスウェイバックは以下のような違いがあります。

円背は骨盤の位置が後ろに動いているのに対して、スウェイバックは前側に移動しています。その結果、お腹のでっぱりが強調されてぽっこりお腹になってしまうのです

円背は骨盤の位置が後ろに動いているのに対して、スウェイバックは前側に移動しています。その結果、お腹のでっぱりが強調されてぽっこりお腹になってしまうのです。

これを改善するためには、骨盤の前方向へのズレを正しい位置に戻す必要があります。そのためには、骨盤後傾を改善することが大切です

これを改善するためには、骨盤の前方向への乱れを正しい位置に戻す必要があります。そのためには、骨盤後傾を改善することが大切です。

■骨盤を後に引っ張る「太もも裏の筋肉」

骨盤を後ろ側にひっぱる筋肉として、太もも裏の筋肉である「ハムストリングス」があります。この筋肉が硬いと骨盤を後ろ側に引っ張り骨盤後傾になってしまいます

骨盤を後ろ側にひっぱる筋肉として、太もも裏の筋肉である「ハムストリングス」があります。この筋肉が硬いと、骨盤を後ろ側に引っ張り、骨盤後傾になってしまう場合があります。

ですから、この筋肉の柔軟性を上げていくためのストレッチがおすすめです。

■太もも裏の筋肉をやわらかくするストレッチ

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太もも裏の筋肉をやわらかくするストレッチ

(1)タオルを用意します。

(2)片方の膝を床につけ、片方の足を前に伸ばします。伸ばした方のつま先にタオルを引っかけます。

(3)タオルを引っ張りながら身体を前にゆっくり倒します。太もも裏がストレッチされていると感じるところで30秒キープします。

(4)反対側も同様に行ってください。

太もも裏の筋肉は、骨盤の位置を整えるために非常に重要な筋肉となります。毎日のストレッチのルーティンにとり入れてみてください。

(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)

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