12星座【お守りにしたい和柄】牡羊座は火焔模様、射手座は市松模様！

　社会的大ヒットを巻き起こした『鬼滅の刃』（吾峠呼世晴／集英社）。主人公・竈門炭治郎の羽織の「市松模様」や、妹・禰豆子の着物柄である「麻の葉模様」など、登場人物に関連した和柄グッズが人気です。和柄にはそれぞれ意味があります。12星座別に、お守りとして身につけたい和柄を紹介しましょう。

■牡羊座……火焔（かえん）模様
　「火焔模様」は燃え盛る炎の模様。歌舞伎では怒り狂っている様を表現するときに用いられ、みなぎるパワーや衝動を意味します。牡羊座は火の星座の中でも行動的で、衝動に任せて動くことで成功する星座。炎は、破壊的な要素だけでなく、寒さから守ってくれるやさしい一面も。トラブルの多い牡羊座を守ってくれるでしょう。

■牡牛座……亀甲（きっこう）模様
　「亀甲模様」は亀の甲羅を模した六角形が連続で描かれている模様。「鶴は千年、亀は万年」というように、亀は長寿の生きものとして縁起がいいことで知られています。牡牛座は変化よりも安定を好む星座。1つのことや、1つの場所でじっくり取り組むことにより花開くので、亀甲模様はお守りにすると安定して長く活躍できるでしょう。

■双子座……瑞雲（ずいうん）柄
　「瑞雲柄」は、おめでたいことが起きる前にあらわれるとされる雲の柄です。雲は、形や色、動き方で天気が変動するため、古くから神秘的な力を持つものとして扱われてきました。双子座は、表情や興味の矛先がコロコロ変わります。ふわふわと自由な雲はぴったり。瑞雲のパワーを借りて、おめでたい前兆をキャッチしましょう。

■蟹座……麻の葉（あさのは）模様
　正六角形の模様が麻の葉に似ていることから「麻の葉模様」と呼ばれています。麻は生命力が強く、まっすぐに育つことから、健やかに成長できるようにという願いが込められています。蟹座は、仲間思いの星座。大切な人の幸せが自分の幸せにつながるので、麻の葉模様を大切な人とおそろいで身につけて、お互いの健やかな日々を願いましょう。

■獅子座……牡丹（ぼたん）柄
　牡丹の花は、その美しさと存在感から「百花の王」と呼ばれて、「王者の風格」という花言葉通り、格調高い花です。そのため「牡丹柄」は、幸福や富の象徴として、おめでたい柄とされています。獅子座の獅子も「百獣の王」。王としての風格を持つことが人生のテーマです。牡丹の柄を身につけて、堂々と自分の人生を楽しみましょう。

■乙女座……檜垣（ひがき）模様
　「檜垣模様」は、檜（ひのき）の板を互い違いにくぐらせて組んだ垣根を模様化したもの。檜は丈夫で崩れにくいため古くから建築で使われてきました。さらに香りは疲れを癒やすとされ、あらゆる面で人の役に立つ木材です。乙女座は、人を支えることが得意で、うまくサポートができたときに喜びを感じる星座。檜垣模様にあやかりましょう。

■天秤座……青海波（せいがいは）模様
　「青海波模様」は半円形を鱗状に並べた波を模した模様です。どこまでも続く穏やかな波のように、平和な暮らしが未来永劫続きますようにとう願いが込められています。天秤座は、争いを好まない平和主義の星座。波風を立てるようなことはせず、みんなと仲よく過ごすことを願っています。まさに、青海波模様はお守りにぴったりです。

■蠍座……鱗（うろこ）模様
　三角形を上下左右に規則的に並べた「鱗模様」。土器や古墳の壁にも描かれており、死者を悪霊から守るという意味があります。また、脱皮する蛇の鱗を連想させることから、厄を落として再生するという意味も。蠍座は、死と再生の星座。不要なものを手放し、生まれ変わることでパワーアップできます。鱗模様の力を借りて、執着を手放しましょう。

■射手座……市松（いちまつ）模様
　「市松模様」は、2色の正方形を上下左右交互に並べた模様で、チェック柄とも呼ばれます。途切れることなく同じ柄が続いていく様は、拡大発展、繁栄を意味します。射手座は、拡大発展の星・木星を守護星に持ち、自分の好きなものを世に広げていくことで、より自分らしく生きていくことができる星座。市松模様をお供に、拡大させていきましょう。

■山羊座……瓢箪（ひょうたん）柄
　瓢箪はツル科の植物で、ツルがものに絡みつくことから、たくさんのものを手に入れることができる、またたくさん実をつけることから商売繁盛の意味があります。山羊座は野心家で、社会的に成功したり、努力が実を結ぶと輝く星座。商売繁盛のご利益はぴったりです。縁起のいい瓢箪柄を身につけて、目標に向かって突き進みましょう。

■水瓶座……縞（しま）模様
　「縞模様」は、2色以上の異なる色の直線を平行に並べた模様で、ストライプとも呼びます。特に細かい縞模様のことを万筋（まんすじ）といい、高度な技術が必要なため、粋な模様とされています。自分らしさを持ち、カッコいい生き方を望む水瓶座は、粋そのものでしょう。縞模様を自分流にさらりと身につけてみて。

■魚座……蝶（ちょう）柄
　美しい蝶が描かれている「蝶柄」は、その可憐さから、特に女性に愛される柄です。蝶は、卵から青虫になり、サナギを経て美しい成虫となることから、不死不滅のシンボルとされています。魚座は、少女のような愛らしさを持っている星座。かわいいだけでなく、芯をしっかり持つことが開運につながるので、蝶柄はお守りにオススメです。

　和柄には、昔の人の願いや思いが込められています。どんな思いが込められているのかを知ったうえで身につければ、より愛着も湧くでしょう。和柄アイテムはもちろん、スマホやパソコンの壁紙にするのもオススメです。
（みかん）

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