なでしこMF長谷川唯、誕生日にミランへの完全移籍が決定! 「ベレーザというチームの価値を証明できるように…」

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2021年01月29日 19:40  サッカーキング

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長谷川唯がミランに加入した(写真は2019年W杯) [写真]=Getty Images
日テレ・東京ヴェルディベレーザは29日、日本女子代表MF長谷川唯がイタリアのミランに完全移籍することを発表した。

 長谷川は1月29日が24歳の誕生日。2009年に日テレ・東京ヴェルディメニーナ(下部組織)で活躍し、2013年にトップチームである日テレ・東京ヴェルディベレーザに昇格した。2015年から2019年にかけてはプレナスなでしこリーグ1部の5連覇に貢献し、2017年から2020年にかけては4シーズン連続で1部ベストイレブンにも輝いた。

 また、日本代表では育成年代から活躍し、2012年と2014年にはFIFA U−17女子サッカーワールドカップに出場。2016年にはU−20女子ワールドカップ パプアニューギニアに参加し、翌2017年にA代表デビューを果たした。なでしこジャパンでは42キャップを記録しており、AFC女子アジアカップヨルダン2018優勝やEAFF E-1 サッカー選手権 2019準優勝、FIFA女子ワールドカップ フランス2019出場などを経験している。

 長谷川が加入するミランは、2018年に女子部門を創設。2018−19シーズン、19−20シーズンと2季連続で3位フィニッシュを果たしており、2020−21シーズンは12試合を消化した時点で女子チャンピオンズリーグ出場圏内の2位につけている。

 発表に際し、長谷川は日テレ・東京ヴェルディベレーザのクラブ公式サイトを通じてコメント。10年以上過ごしたクラブへの感謝を綴り、新天地での意気込みを語った。

「この度、ACミランに移籍することになりました。このクラブでは本当にたくさんの経験をさせてもらいました。中学生のときから高校生、大学生、社会人の選手と練習や試合ができたこと、そして、ベレーザという日本一素晴らしい選手たちが集まるチームを目の前で見ることができ、また、女子だけでなく、男子の様々なカテゴリーのサッカーをいつでも見ることができるこの環境は、私にとってとても大きなものでした」

「指導してもらったスタッフの方はもちろん、カテゴリーが違えど、気軽に話をしてくれるスタッフの皆さん、いつも応援してくれているフロントの皆さんに感謝しています。ありがとうございました。そして、メニーナの頃からずっと応援してくれている皆さん、ベレーザサポーターの皆さん、直接挨拶ができず、このような形での報告になってしまい申し訳ありません。勝った時も負けた時もポジティブな声かけをしてくれるベレーザサポーターの皆さんは誇りです」

「これからもメニーナからたくさんの素晴らしい選手が上がってくると思います!今までのように温かく見守ってもらえると嬉しいです!
今までありがとうございました!!ここで素晴らしい指導者の方、素晴らしい先輩、頼りになる後輩、そして、高め合える同い年、心の底から楽しいと思えるサッカーに出会えました。このクラブがなければ、今の自分はいません。小学6年生のメニーナのセレクションで126cmの小さな自分を選んでいただき、ここまで成長させてくれて本当にありがとうございました」

「12年間お世話になりました。自分の夢だったヨーロッパでのプレーを楽しむこと、ベレーザというチームの価値を証明できるように頑張ってきます!!Grazie mille!!! Ciao」

🆕 Adding one more arrow to the Rossonere quiver: let’s all welcome the Japan international, Yui Hasegawa! 🇯🇵

🆕 Un colpo dal Sol Levante per le rossonere: diamo il benvenuto a @maybe10_, giocatrice della Nazionale giapponese! 🇯🇵 #FollowTheRossonere #SempreMilan pic.twitter.com/YdgK7xplJE— AC Milan (@acmilan) January 29, 2021

このニュースに関するつぶやき

  • 女子チームは最近出来たばかりで歴史もそんなに無いからこそレジェンドになるチャンス。期待してる
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