【2月の惑星予報】“改革”と“維持”の狭間で揺れる1カ月　よりよい未来を選択しよう！

――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。惑星予報で1カ月の星の動きを知り、惑星パワーを上手に使っていきましょう！

■2月の惑星予報
『過激な改革心と不変思考の葛藤』のち『情緒的な共感ムードへ』

★2月の注目DAY★
（1）2/18……土星と天王星がハードな角度。葛藤が最高潮に。
（2）2/21……水星の逆行が終了。情報のやり取りがスムーズに。
（3）2/25……金星が魚座へ移動。共感や許しがテーマに。
（ホロスコープ図入る　2月1日東京）

■2月の主な惑星の動き

　2月は、水瓶座に星が集まった状態から始まります。昨年末に移動してきた木星や土星のみならず、動きの速い水星や太陽、金星も集まってきて、水瓶座のエネルギーがとても活発になるでしょう。このエネルギーが最も高まるのは、12日の水瓶座新月の頃。月も合わせて、実に6天体が水瓶座に集中する状態になります。

　水瓶座が象徴しているものは、革命や改革、未来、平等性、自由、テクノロジーなど。旧態依然とした社会のシステムに、革新的な変化を起こそうとするエネルギーといえます。そのため、これまでの因習ややり方などに対して、急進的な動きが出てくる可能性があるでしょう。

　そして2月のそのエネルギーには、注意すべき点があります。それは水瓶座の星たちの集まりに対して、牡牛座エリアにいる天王星や火星からハードな葛藤パワーが注がれていることです。革命・改革を起こしたい水瓶座と、変化を嫌い、安定を求める牡牛座のエネルギーが激しく拮抗することになるため、私たちの生活や社会的な変化もその影響を受けやすくなるでしょう。

　またこの星回りは、個人レベルでも社会レベルでも何かもめごとや事件などが起こりやすい配置です。そのため、革新的エネルギーと保守的な思考との調整をいかに取っていくか、それが2月の重要な課題になってきます。

　下旬に入ると、太陽や金星が魚座へと移動し、この水瓶座に集中した状態は弱まり、どこかゆるやかで共感的なムードへと変わっていくでしょう。その先の長いスパンで見ても、春に近づくにつれて星たちの葛藤は弱まっていきます。2月は、そこまでの「辛抱」のピークかもしれません。

　この変動期をうまく乗り切っていくにはどんなことがポイントになるのか、運気の転換点となりやすい注目DAYの詳細をみていきましょう。

★2月の注目DAYはこう過ごそう！
（1）2/18……極端な結論を出さないよう注意して
　水瓶座にいる土星と、牡牛座にいる天王星のハードな結び付きが、最もタイトになる日です。「変えたい」「変えなければ」という革新的な思いと、「変えたくない」という安定思考の葛藤は最高潮となるでしょう。特にこの日は、感情を司る月も天王星と重なるため、エキセントリックな気持ちの高ぶりによって物ごとを決めてしまうことも起こりそう。革新的な考えも保守的な考えもあまり極端に振らないことが正解です。対人関係においては、感情論を押しつけてしまう危険性もあるので、お互いの価値観を尊重する態度を心がけましょう。

（2）2/21……葛藤やもめごとの解決に着手を
　水瓶座エリアで水星の逆行が終了します。知性やコミュニケーションを司る水星が順行に戻ることによって、情報のやりとりや対人関係がスムーズになります。行き違っていた連絡事項やもめごとなどがあったら、この日から修復や解決に着手するといいでしょう。しかもこの水星逆行が終了することによって、天空にある星たちは全天体がすべて順行に転じることになります。上記に挙げていた革新・改革への葛藤に関しても、この日から理性的に取り組めるようになれそうです。

（3）2/25……疲れた心身にリラックスを
　18日に移動した太陽に引き続き、金星も魚座へと移動。星たちが水瓶座エリアに集まっていた状態が解消されていきます。同時に、水瓶座と牡牛座間で形成されていた惑星同士のハードな角度もゆるむので、ピリピリしがちだったムードも穏やかなものへと変化してくるでしょう。革新的に未来を目指すのでもなく、保守的に伝統にしがみつくのでもなく、ただ誰かの悲しみやさみしさに寄り添うような、心や愛情にフォーカスされる流れになってきます。年末からの急展開で疲れている人は、このあたりからほっと一息つくといいでしょう。

　「変化や改革」を目指すべきか、「現状維持」を頑張るべきか、それは個々人や家族、会社単位などで状況が変わります。自分にとっては何がベストなのか、よりよい未来を思い描く気持ちで1カ月を過ごしましょう。
（永沢蜜羽）

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