チェルシーに所属するスコットランド代表MFビリー・ギルモアはチームに残留し残りのシーズンを戦うようだ。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。
ギルモアは現在19歳の逸材MF。“スコットランドのイニエスタ”や“ネクストシャビ”と称され、昨シーズン、プレミアリーグ第29節エヴァートン戦、FAカップ5回戦・リヴァプール戦と2戦連続でマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど活躍を見せた。
しかし、補強禁止処分にエースのベルギー代表MFエデン・アザールの放出が重なり若手重用路線を打ち出し、ギルモアを引き上げ抜擢したフランク・ランパード監督は、1月25日に成績不振を理由に解任。後任のトーマス・トゥヘル監督の下での2試合はメンバー入りせず、同監督もギルモアがプレミアリーグでセンター・ミッドフィールドをプレーするフィジカルを持っているかどうかについて疑問を抱いていることを認めておりレンタルでの武者修行が噂されていた。
来夏に行われるEURO2020に向けて出場機会を掴みたいギルモア自身もローンを望んでおり、サウサンプトンなどのクラブも熱望していると報じられていたが、ギルモアは残留を決めた模様。トゥヘル監督のもとで出場機会を掴みシーズン後半戦に臨むようだ。