コッパ・イタリア準決勝ファーストレグが2日に行われ、インテルとユヴェントスが対戦した。
セリエAで現在2位のインテルと同4位のユヴェントスがイタリア杯ベスト4で対決。試合は開始9分にインテルが先制した。カウンターで右サイドを抜けたニコロ・バレッラがグラウンダーのクロス。中央のラウタロ・マルティネスが右足で合わせると、シュートはGKジャンルイジ・ブッフォンの手を弾いてゴールに吸い込まれた。
ユヴェントスは25分、フアン・クアドラードがエリア内でアシュリー・ヤングに倒されてPKを獲得。26分、このPKをクリスティアーノ・ロナウドがゴール中央に蹴り込んで同点に追いついた。さらに35分にはC・ロナウドが相手のバックパスを狙うと、DFアレッサンドロ・バストーニからボールを奪取。相手GKもバックパスに反応して上がっていたため、無人のゴールに流し込んで追加点を挙げた。
1点ビハインドで折り返したインテルは57分、高い位置でボールを奪うと、最後はアレクシス・サンチェスがエリア中央からシュートを放ったが、カバーに入ったメリフ・デミラルにライン際でブロックされる。69分にはエリア右でパスを受けたマッテオ・ダルミアンが1人かわして左足を振り抜いたが、決定的なシュートはGKブッフォンの好セーブに阻まれた。
その後もユヴェントスはインテルの反撃を許さず、このまま逆転でファーストレグを制した。セカンドレグは9日にユヴェントスのホームで行われる。
【スコア】
インテル 1−2 ユヴェントス
【得点者】
1−0 9分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
1−1 26分 クリスティアーノ・ロナウド(PK/ユヴェントス)
1−2 35分 クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)