日本モータースポーツ記者会が選ぶJMSアワード、2020年度は角田裕毅が受賞。小林可夢偉、佐藤琢磨が特別賞に

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2021年02月03日 12:11  AUTOSPORT web

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2020年FIA-F2第12戦バーレーン 優勝を飾った角田裕毅(カーリン)
モータースポーツイベントを取材するジャーナリスト、専門誌編集者などにより組織されるJMS日本モータースポーツ記者会は2月3日、2020年に活躍した若手ドライバーを表彰するJMSアワードに角田裕毅を、顕著な功績があった個人、団体に贈られる特別賞に小林可夢偉、佐藤琢磨を選出したと発表した。

 毎年発表されているJMSアワードは、1966年に選定が始まった『JMS性能指数賞』を前身としており、JMS会員の投票によって選出された将来が期待されるドライバーに贈られている。また、顕著な功績があった個人、団体に対しては特別賞を授与している。

 例年、JMSが年初に開催している、モータースポーツに関わるメーカーやチームの関係者、ドライバー、メディア関係者などが一堂に会するイベント『JMSモータースポーツナイト』にて発表されてきたJMSアワードだが、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を中止し、ホームページ上での発表となった。

 2020年度は、FIA-F2選手権でランキング3位となり、2021年シーズンからF1に参戦を決めた角田裕毅がJMSアワードを受賞。また、JMSアワード特別賞にはWEC世界耐久選手権でシリーズチャンピオンに輝いた小林可夢偉、そして2度目のインディ500制覇を果たした佐藤琢磨の2名が受賞となった。

 受賞者のコメントは以下のとおりだ。

■角田裕毅(JMSアワード)

「2018年のJMSモータースポーツナイトにて期待の若手ドライバーとしてご紹介いただいたのに続き、今回は栄誉あるJMSアワードをいただくことになりましてありがとうございます。2016年に日本で四輪レースにデビューしてから昨年までの積み重ねで今シーズンはスクーデリア・アルフタウリからF1にフル参戦することになりましたが、これもみなさまが応援してくださったおかげでもあります」

「日本におけるモータースポーツの人気・知名度をより高めるためにもプレシーズンテストから頑張っていきますので、引き続きご注目お願いします」

■小林可夢偉(特別賞)

「このたびは特別賞をありがとうございます。昨シーズンは長いシーズンとなりましたが、チーム、パートーナー、応援してくださったファンのみなさまのおかげで世界チャンピオンを獲ることができました」

「これからも世界のレースにチャレンジして、ファンのみなさまや日本の若いドライバーたちに、希望や勇気を与えられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」

■佐藤琢磨(特別賞)

 「このたびはJMSアワード特別賞受賞という栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。昨年は、インディ500での2度目の勝利をつかむことができ、応援してくださったすべての方々に、改めて心から感謝申し上げます」

「ディフェンディングチャンピオンとして再び挑むことができる今年のインディ500、連覇を最大の目標として、チーム一丸となって頑張ります。モータースポーツ記者会のみなさんにも協力していただきながら、日本を盛り上げていきたいです」

このニュースに関するつぶやき

  • 私の中では「インディ500二回目の優勝」という快挙を成し遂げた琢磨が最高栄誉賞です(^^v 角田君には今年のF1で世界中を驚かせて欲しいですね♪
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