プレミアリーグ第22節が2日に行われ、マンチェスター・Uと日本代表FW南野拓実が所属するサウサンプトンが対戦。マンUが9−0という記録的なスコアでサウサンプトンを一蹴した。試合後、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督がコメントを残している。
この日のサウサンプトンは、前半開始早々からゲームプランが大きく狂ってしまう。2分、スイス人MFアレクサンドル・ヤンケヴィッツがスコットランド代表MFスコット・マクトミネイへの危険なタックルで一発退場となると、チームは45分間で4失点を喫する。後半になっても混乱を収めることはできず、86分にはポーランド代表DFヤン・ベドナレクもレッドカードを受けて退場に。後半だけで大量5失点を許し、2019年10月25日のプレミアリーグ第10節レスター戦(0●9)に並ぶリーグ戦最多失点タイ記録となる9失点を献上。屈辱的な大惨敗を喫した。なお、試合前日に加入したばかりの南野は登録が間に合わず、メンバー外となっていた。
試合後、サウサンプトンを率いるハーゼンヒュットル監督はショックを隠すことなく以下のように語った。
「我々は再び、恐ろしい負け方をしてしまった。試合開始早々に1人少なくなると、90分間はとても長く感じる」
「選手交代の選択肢も、守備を改善させるための代案もなかった。試合が始まってすぐに、状況は大きく変わってしまったんだ」
「今回もまた、このような結果になってしまったことが痛いね。でも、チームが成長した部分だってあるし、ここまでは良いシーズンを過ごしてきたんだ。今シーズンの結末を見届けよう」