名古屋オーシャンズ、2020−2021シーズン王座に輝き4連覇達成!

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2021年02月03日 13:00  サッカーキング

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©NAGOYA OCEANS
Fリーグ2020−2021 ディビジョン1の王座に、名古屋オーシャンズが輝いた。今季は新型コロナウイルス感染症の影響により開幕が遅れ、例年開催されているプレーオフも実施が見送られた。試合日や会場が変更になるなどイレギュラーなシーズンを過ごしたが、各チームの消化試合数にも差が出る中、17試合で16勝1敗と順調に勝点を伸ばした名古屋は、リーグ戦5試合を残し優勝に王手をかけた。

 タイトル獲得が懸かる一戦は、暫定2位のペスカドーラ町田との上位対決。戦前の予想通りの熱戦となった。

 ホームでの名古屋の優勝を阻止したい町田は集中した試合の入りを見せ、幾度となくチャンスを作る。しかし、両チームに得点が生まれないまま時間が経過した15分、昨年11月にFリーグに登録されたFPガブリエル・ペネジオとFPペピータの連係から名古屋が先制点を挙げる。第1ピリオド終盤にはカウンターから時間をかけてボールを回した名古屋がFP西谷良介のゴールでリードを広げ、第1ピリオドを折り返した。

 2点ビハインドの町田は、第2ピリオドも序盤から積極的にゴールを狙う。しかし、落ち着いた戦いぶりを見せる名古屋は31分、FPペネジオのFリーグ初ゴールで町田を引き離す。チャンスを作りながら決めきれない町田は、6分以上を残しFP毛利元亮をGKに置いたパワープレーを開始。しかし、名古屋の堅い守備をこじ開けることができずに時間が経過した残り1秒、毛利のミドルシュートで町田が一矢報いる粘りを見せた。このまま試合が終了し、3−1で勝利を収めた名古屋が2020−2021シーズンの王座に輝いた。

 14シーズンで13度目のリーグ優勝を果たした名古屋のフエンテス監督、キャプテンの星龍太は試合後の記者会見で揃って「上位対決にふさわしい試合だった」と口にした。星は「イレギュラーなシーズンを過ごしてきて、優勝の意味が例年とは違うと感じています」とコロナ禍で過ごしたシーズンの難しさについて触れながらも「シーズンを通して全員で戦ってきた結果なので、今は喜び、残りの試合に向けてまた調整していきたいと思います」と残る4試合への意欲を見せた。


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