ウェストハムのデイヴィット・モイーズ監督が、新加入のMFジェシー・リンガードについて言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
リンガードは29日、マンチェスター・Uから今シーズン末までのローンで加入。マンチェスター・Uでは出場機会を減らしていた同選手は、2013−14シーズンにマンチェスター・Uの指揮官だったモイーズ監督のもとで再起を図る。
リンガードのウェストハムでの初戦はプレミアリーグ第22節アストン・ヴィラ戦になる予定。モイーズ監督はリンガードの起用法等について次のように語った。
「ジェシーは左サイドからでも、右サイドからでも、10番としてもプレーできる。彼はイングランド代表では8番としてプレーしたこともある。必要に迫られたら、マンチェスター・Cがセンターフォワードを使わずにプレーしてきたように、偽の9番としてプレーすることもできると思う。新型コロナウイルスなどでセンターフォワードの起用ができていなかったので、ジェシーに任せることになるかもしれない」
「ここで落ち着くまでには少し時間がかかるだろうし、彼にチャンスを与えるよ。彼は我々の創造的な部分で助けてくれるだろう。マンチェスター・Uで何がダメだったのかは言えないが、彼がイングランド代表でプレーしていたとき、彼はいつもエネルギッシュだった。彼がイングランド代表に招集されていたのはそう遠い昔のことではない。彼がここでその時のような輝きを見せてくれれば良いね。彼はまだ28歳だ。心も体も若いよ。ここでベストフォームを取り戻してほしいね」