クロップが2人の新加入CBに言及…ブライトン戦での同時先発は否定「彼らには時間が必要」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、冬の移籍市場最終日に獲得したイングランド人DFベン・デイヴィスとトルコ代表DFオザン・カバクについてコメントした。3日、クラブ公式サイトが伝えている。

　リヴァプールは今シーズン、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやイングランド代表DFジョー・ゴメスが長期離脱を強いられており、カメルーン代表DFジョエル・マティプも足首じん帯損傷で今季絶望。主力級のセンターバックが不在となっていたなか、プレストン・ノースエンド（2部）からデイヴィスを完全移籍で、シャルケからカバクを期限付き移籍で獲得することに成功した。

　3日に行われるプレミアリーグ第22節ブライトン戦の前日会見に臨んだクロップ監督は、デイヴィスとカバクが同試合でプレーする可能性に言及。「私たちはプレストンやシャルケとは明らかに異なるチームだ。彼らには時間が必要だが、私たちには時間がない。限りある時間の中で（フィットできるよう）私たちのベストを尽くすしかないね。明日の夜（＝ブライトン戦）に彼らが一緒に先発するのがいい判断だとは思っていない。彼らにはもう数日の時間的余裕を与えるつもりだよ」と語り、同時先発の可能性は否定した。

　また、クロップ監督はセンターバック以外の負傷者について、「変わりない」とコメント。セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表MFファビーニョ、ギニア代表MFナビ・ケイタ、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタも負傷によりブライトン戦を欠場する模様だ。