最初は2〜3人ほどの参加者だったが、今では大人気のレクリエーションに(画像は『Green Country Village Senior Living 2021年1月22日付Facebook「We’ve got the beat!」』のスクリーンショット) アメリカの老人ホームでレクリエーションの様子を捉えた動画がSNSに投稿され、再生回数が3,100万回を超えて大きな話題を呼んでいる。ブルーノ・マーズの『Uptown Funk』というアップテンポな曲に合わせて踊る高齢者の姿に「こっちまで楽しい気分になる」など、この動画の虜になった人々の声が続出した。『White NewsPaper』などが伝えた。
【この記事の動画を見る】
今回話題のレクリエーションを行ったのは、米オクラホマ州バートルズビルの老人ホーム「Green Country Village Senior Living」だ。同施設のスタッフらが考えたエクササイズは、高齢者でもイスに座りながら簡単にできるものになっている。バランスボールをカゴに入れて固定し、それをドラムに見立ててバチで叩きながら身体を動かすのだ。
このエクササイズのために選ばれた楽曲は、高齢者に馴染みのある昔の曲ではなく、ブルーノ・マーズが歌う『Uptown Funk』だった。このアップテンポな曲は老若男女に関わらずリズムを刻めるようで、参加者たちはノリノリである。
そして音楽に合わせてバランスボールを叩き、前にいるスタッフに合わせて足や腕を動かし簡単なダンスを踊る。その動きは高齢者にとってはやや複雑な動作で、皆が真剣にその動きを真似することで脳にも良い刺激となりそうだ。
マスクを着用し、ソーシャルディスタンスが保たれた中での完璧なレクリエーションは、曲が終わると参加者たちから楽しそうな笑顔がマスク越しに溢れた。
この動画が同施設のFacebookに投稿されると、今月3日の時点で再生回数が3,100万回を超える大反響となっており、以下のようなコメントが寄せられた。
「すごくいいね! みんな楽しそうだし、良いエクササイズだ」
「楽しい時間を過ごすことが一番の薬になるよね」
「この動画見ていると、こっちまで楽しい気分になれるよ」
「素敵な動画だね。 利用者のことを考えてこれを考案したスタッフも素晴らしい」
「私の施設でも、ぜひこのエクササイズを取り入れたい」
「普段から老人ホームでレクリエーションを考えているけど、これは動きとリズムが完璧だよ」
「これは体にも脳にも良い刺激になりそうだ」
スタッフによると、このエクササイズはレクリエーション担当者が似たものをYouTubeで見かけ、同施設にも取り入れたそうだ。導入直後は参加者2〜3人と少なかったが、すぐに満員となるほどの人気を見せたという。
スタッフは「利用者らはみんなこのエクササイズが大好きなんです。私たちは常に何か楽しいレクリエーションを考え続けています」と語っている。
画像は『Green Country Village Senior Living 2021年1月22日付Facebook「We’ve got the beat!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)