DFBポカール3回戦が3日に行われ、MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトとボルシアMGが対戦した。遠藤はスタメン入りし、キャプテンマークを巻いてフル出場した。
ブンデスリーガで現在10位のシュトゥットガルトと同7位のボルシアMGがベスト8進出をかけて対決。試合は開始2分、シュトゥットガルトがカウンターから先制に成功した。自陣からドリブルで突破したサイラス・ワマンギトゥカがペナルティエリア右に侵入すると、中央に切り込んで左シュートを沈めて先制点を挙げた。
1点を追うボルシアMGは、19分にマルクス・テュラムがエリア右の深い位置に切り込んで決定機を演出。36分にはアラサン・プレアがエリア左から狙ったが、どちらも得点には結びつかない。それでも、反撃は前半終了間際に実る。45分、テュラムがエリア右でパスを受けると、中央に切り込んで左足シュート。これがゴール左隅に決まって同点に追いついた。
後半はボルシアMGが先にスコアを動かす。50分、ステファン・ライナーが自陣から前線へロングボールを送ると、抜け出したプレアがGKもかわして無人のゴールに流し込んだ。逆転を許したシュトゥットガルトは58分にニコラス・ゴンサレスがエリア左に侵入してシュート、61分と65分にはサーシャ・カライジッチがヘディングシュートを放ったが、どれも枠を捉えない。
その後もシュトゥットガルトは1点を追うが、最後まで反撃は実らず、逆転負け。ボルシアMGがベスト8に駒を進めた。準々決勝は3月2日、3日に開催される。
【スコア】
シュトゥットガルト 1−2 ボルシアMG
【得点者】
1−0 2分 サイラス・ワマンギトゥカ(シュトゥットガルト)
1−1 45分 マルクス・テュラム(ボルシアMG)
1−2 50分 アラサン・プレア(ボルシアMG)