トッテナム、新型コロナと闘う地元病院に感謝の1400万円寄付…選手の罰金を活用

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2021年02月04日 07:20  サッカーキング

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トッテナムが地元病院に感謝の寄付を行った [写真]=Getty Images
トッテナムは3日、新型コロナウイルスと闘う地元の病院に10万ポンド(約1400万円)を寄付したことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者への感謝を示すために、ロンドンのノース・ミドルセックス大学病院に寄付を実施。寄付金は、新型コロナウイルス対策の規制に違反した選手たちへの罰金から集められたという。

 この寄付金から同病院のスタッフたちにはギフト券が贈られるという。また、同病院が3月に計画しているスタッフたちを称えるオンライン表彰式では、トッテナムが賞品や特別ゲストを提供する予定だという。

 トッテナムのダニエル・レヴィ会長は「クラブは常に選手の罰金を慈善活動に使っていますが、ノース・ミドルセックス大学病院への寄付よりも適したものはありませんでした」とコメントした。「全国のNHS(イギリスの国営医療サービス)のスタッフは人の命を救うために毎日、自分自身を危険にさらし、犠牲を払い続けています。この寄付によって、そんなヒーローたちがふさわしい認識を受けるようになると願っています」

 ノース・ミドルセックス大学病院はトッテナムのスタジアムから徒歩約20分のところにあり、クラブはこのコロナ禍で様々な支援をしてきた。新型コロナウイルスの第一波に見舞われた昨年4月〜7月には、同病院のキャパシティ確保のため、スタジアムのロッカールームや医療ルームなどを女性のための外来施設として活用。スタジアムの屋内駐車場は今もドライブスルー型の新型コロナウイルス検査場として使われている。

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