3日にプレミアリーグ第22節が行われ、リヴァプールとブライトンが対戦した。
昨年末から1月にかけて、プレミアリーグ5戦未勝利を記録するなど調子を落としていたリヴァプール。直近のトッテナム戦、ウェストハム戦で連勝し自信を取り戻し始めているクラブは、今節ホームにブライトンを迎えた。
GKアリソンが体調不調により欠場となったリヴァプールは、代わりにGKクィービーン・ケレハーを起用。また、前節からはロベルト・フィルミーノが先発に復帰している。
試合は予想通り、リヴァプールがボールを支配しブライトンが守る展開となる。3分、CBに入っているジョーダン・ヘンダーソンのボールにサラーが抜け出すと、エリア内で決定的なシーンを迎えるも、左足のシュートは枠の上へと外れる。
多くの欠場者を抱えるホームチームは、その後もエースのモハメド・サラーを中心にブライトン守備陣を脅かすも、決定機を得るには至らず均衡した時間が続く。一方守勢が続くブライトンも、セットプレーなどからリヴァプールゴールに迫り、虎視淡々と先制のチャンスを伺う。
前半はこのままスコアレスで折り返すと、後半も同じくリヴァプールがボールを握る展開が続く。53分、ジェルダン・シャチリの落としを受けたフィルミーノが右足でシュートを放つも、これはわずかに枠を捉えられない。
すると56分、ブライトンは自陣でボールを奪うと、リヴァプールのプレッシングをうまく回避し逆サイドへ展開する。右サイドからクロスが上がると、ファーで折り返されたボールを最後はスティーヴン・アルザテ。右足で押し込み、劣勢のブライトンが先制に成功した。
1点のビハインドとなってさらに攻勢を強めるリヴァプールは70分、テンポよく繋いだ崩しから、最後はエリア内のサラーに決定機。しかしこれはわずかにゴールを外れる。一方のブライトンも、75分、81分にゴール前でシュートチャンスが訪れるも、いずれもケレハーに阻まれた。
その後はリヴァプールが敵陣でブライトンを攻め立てる形となるも、試合はこのまま終了。リヴァプールは勝ち点を逃し、首位マンチェスター・Cとは7ポイント差で次節のビッグマッチを迎えることとなった。一方値千金弾により金星をあげたブライトンは、これで4戦連続クリーンシートを達成している。
次節、リヴァプールは7日にホームでマンチェスター・Cと、ブライトンは6日にアウェイでバンリーと対戦する。
【スコア】
リヴァプール 0−1 ブライトン
【得点者】
0−1 56分 スティーヴン・アルザテ(ブライトン)