バイエルンを率いるハンジ・フリック監督が、チェルシーからの関心が報じられているドイツ代表DFニクラス・ズーレについて言及した。3日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
報道によると、チェルシーの今夏の補強リストにはバイエルンのオーストリア代表DFダヴィド・アラバとライプツィヒのフランス代表DFダヨ・ウパメカノと共に、ズーレが候補に挙げられているという。
現行契約が2022年6月30日までとなっていることから去就に注目が集まっているズーレについて聞かれたフリック監督は、「もちろん、他のクラブが我々の選手たちに興味を持ってことは素晴らしいことだ」と語りつつ、同選手が戦力の一人であることを強調した。
「現時点では、守備陣は非常にうまく機能している。ニクラスはセンターバックとしてもサイドバックとして間違いなく選択肢の一人だ。彼の成長にはとても満足している。ニクラスは非常に速い選手で、ボールの扱いにも優れている。離れていても、後方から試合に影響を与えることができる。彼のフィジカルは絶対的な強みだ。だから彼がチームにいてくれて嬉しく思っている。彼の契約は2022年までだ。それがどのように進展するのか、彼がどのように将来を考えているか、見ていくしかない」
現在25歳のズーレはホッフェンハイムの下部組織からトップチームに昇格し、2017年にバイエルンへ加入。今シーズンはここまで公式戦20試合に出場している。今夏には契約期間が残り1年となることから去就に注目が集まっているが、果たしてバイエルンからの移籍を決断するのだろうか。