レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアについて言及した。5日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
ウーデゴーアは昨年の夏、レンタル移籍していたレアル・ソシエダから所属元のレアル・マドリードへと復帰した。しかし、シーズン前半戦で公式戦9試合の出場にとどまり、満足のいく出場機会を得ることはできなかった。そのため、今冬にアーセナルにレンタル移籍で加入した。
しかし、ジダン監督としては、ウーデゴーアがレアル・マドリードに残り、レギュラー争いをすることを望んでいたようだ。同監督は6日に行われるリーガ・エスパニョーラ第22節のウエスカ戦に向けた記者会見で、ウーデゴーアの移籍について以下のように言及した。
「彼はクラブを出たがっていた。我々は2、3回話し合ったよ。彼は試合に出場したい選手だ。私は彼に残留を求めたが、クラブを出るというのは彼が望んだことだった。私は彼にここで競争をし、心の平穏を保つように言ったんだ。なぜなら、これは長いプロセスだからね」
「レアル・ソシエダでプレーした後、彼を連れてくるように頼んだのは私だ。結局、彼は残らなかったが、最終的にはそれが皆の決断だ。彼が幸せであることを願っているよ」
現在22歳のウーデゴーアはアーセナル加入後、先月30日に行われたプレミアリーグ第21節のマンチェスター・U戦でプレミアリーグデビューを果たし、終盤の7分間のみ出場した。続く直近のウルヴァーハンプトン戦ではベンチ入りを果たすも、出番は訪れなかった。