アーセナルが2連敗で早くも10敗目…序盤のミス響きアストン・ヴィラに完封負け

0

2021年02月06日 23:29  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

アストン・ヴィラとアーセナルが対戦した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第23節が6日に行われ、9位アストン・ヴィラと10位アーセナルが対戦した。

 アーセナルは1−2の敗北を喫した前節ウルヴァーハンプトン戦で守護神ベルント・レノとダヴィド・ルイスがレッドカードにより退場。出場停止となる今節は、今冬に加入したGKマシュー・ライアンがデビューを飾り、ガブリエウ・マガリャンイスがD・ルイスの代わりにロブ・ホールディングとセンターバックのコンビを組むことになった。

 試合は開始早々の2分、アーセナルの連係ミスからアストン・ヴィラが先制する。アーセナルは自陣の深い位置でガブリエウとセドリック・ソアレスがボールの受け渡しに失敗し、相手のベルトラン・トラオレにかっさらわれる。トラオレがグラウンダーで折り返すと、オリー・ワトキンスのシュートはホールディングに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。なお、ワトキンスは今季のリーグ戦で10得点目を記録。アストン・ヴィラの選手がプレミアリーグでの得点数を2桁に乗せたのは、2014−15シーズンのクリスティアン・ベンテケ(現クリスタル・パレス)以来となる。一方のライアンは、デビュー戦で2分以内に失点を喫したプレミアリーグ史上4人目のGKとなった。

 追う展開となったアーセナルは29分、ゴールから約25メートル離れた位置でフリーキックを獲得。グラニト・ジャカがキッカーを務めると、ゴール左上隅を狙った際どいシュートを放ったが、古巣対戦の相手GKエミリアーノ・マルティネスに好セーブで阻まれた。対するアストン・ヴィラは31分、鋭い動きで相手DFを剥がしたトラオレがループシュートを狙ったが、相手GKライアンに動きを読まれて防がれた。試合はアストン・ヴィラの1点リードで折り返した。

 アストン・ヴィラは52分、カウンターから決定機を迎える。エリア手前まで運んだジャック・グリーリッシュのスルーパスから、ロス・バークリーはペナルティエリアの左から左足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられない。アーセナルはその直後、自陣でのビルドアップから一気に相手のゴール前まで迫る。最後はニコラ・ぺぺがカットインから右足で狙ったが、ゴール右下隅を狙ったシュートは惜しくも外れた。

 追加点が欲しいアストン・ヴィラは83分にビッグチャンスが到来。高い位置でボールを奪ったグリーリッシュのラストパスから、左に流れたワトキンスが左足で狙ったが、ゴール右下隅を狙ったシュートはポストをかすめて外れる。一方、1点が遠いアーセナルは84分、ブカヨ・サカがグラウンダーで折り返し、途中出場のマルティン・ウーデゴーアがエリア内で左足を振り抜いて合わせたが、強烈なシュートは枠の上へと外れた。

 試合はこのまま終了し、アストン・ヴィラは2試合ぶりの白星で今季11勝目、アーセナルは2連敗で今季10敗目となった。また、アストン・ヴィラは1992−93シーズン以来となるアーセナル相手のシーズンダブル達成となった。次節、アストン・ヴィラは13日にアウェイでブライトンと、アーセナルは14日にホームでリーズと対戦する。

【スコア】
アストン・ヴィラ 1−0 アーセナル

【得点者】
1−0 2分 オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定