ギリシャ・スーパーリーグ第21節が7日に行われ、MF香川真司が所属するPAOKとアポロン・スミルニが対戦した。
3日に行われたカップ戦で途中出場からデビューを飾った香川は、公式戦2試合連続のベンチスタートに。62分からの出場でリーグ戦デビューを果たした。
試合開始から主導権を握るPAOKは29分に先制。オマル・エル・カドゥーリのキックミスからゴール前にボールが転がり込むと、反応したアムル・ワルダがボレーシュートで合わせた。前半はPAOKの1点リードで折り返した。
ビハインドで折り返したアポロン・スミルニは52分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューによって獲得したPKを成功させて試合を振り出しに戻す。追いつかれたPAOKは62分から香川らを投入して攻勢を強め、香川は投入直後から積極的にボールに絡んで好機をうかがう。70分には鮮やかな浮き球スルーパスでワルダのチャンスを演出したが、ゴールには結びつかない。
すると81分、アポロン・スミルニがコーナーキックの2次攻撃から逆転に成功する。アンドレ・カリシルとのパス交換からDFの背後をとったマルク・フェルナンデスがゴール右下隅に流し込んだ。それでも88分、PAOKは右のコーナーキックから同点に追いつく。手前でフェルナンド・ヴァレラがコースを変えると、スヴェリル・インギ・インガソンが押し込んだ。
試合は2−2のまま終了し、PAOKはリーグ戦3試合ぶりのドローとなった。次節、PAOKは日本時間15日26時30分(16日2時30分)にヤニナと対戦する。
📸#Photos First @Super_League_GR game for @S_Kagawa0317 #PAOKAPOL #slgrinterwetten pic.twitter.com/l9R3p8GUeF— PAOK FC (@PAOK_FC) February 7, 2021