冨安健洋が守備で奮闘! ボローニャ、降格圏パルマを3発完封で連敗脱出

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2021年02月08日 04:00  サッカーキング

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フル出場で勝利に貢献した冨安健洋 [写真]=Getty Images
セリエA第21節が7日に行われ、パルマとボローニャが対戦した。ボローニャに所属するDF冨安健洋は開幕21試合連続のフル出場を果たした。

 ユヴェントスとミランに敗れ、リーグ戦2連敗中の16位ボローニャが19位パルマのホームに乗り込んだ。パルマは直近のリーグ戦11試合で7敗4分けと、厳しい状況となっている。バイエルンから加入したパルマのFWジョシュア・ザークツィーはベンチスタートとなった。

 パルマは5分、ジェルヴィーニョからパスを受けたユライ・クツカがエリア手前から右足で強烈なミドルシュートを放つが、GKにセーブされた。試合を動かしたのはボローニャだった。15分、左サイドでFKを獲得すると、ニコラ・サンソーネが放り込んだボールにムサ・バロウがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 パルマは19分、ドリブルでエリア内に侵入したクツカが右足でシュートを放つが、冨安が体を投げ出しでブロックする。ボローニャは33分、点差を広げる。相手最終ライン上でボールを受けたバロウがファーストタッチでエリア内に抜け出し、左足でゴール右に流し込んだ。

 2点ビハインドで後半へ折り返したパルマは69分にヨルダン・オソリオが、70分にはクツカが立て続けにボローニャゴールを脅かすが、いずれもGKにセーブされる。諦めないパルマは89分、ブルーノ・アルヴェスが左サイドで突破を図るが、これを冨安が体を張って阻止した。

 するとボローニャは後半アディショナルタイム2分、カウンターを発動すると、右サイドの高い位置でボールを受けたリッカルド・オルソリーニがそのまま右足で強烈なシュートをゴール右に突き刺し、ダメ押しの3点目を奪った。

 試合はこのまま終了。ボローニャは2連敗を脱し、3戦ぶりの勝利で13位に浮上した。パルマは3連敗を喫し、19位のままとなっている。

 次節、パルマは15日にアウェイでヴェローナと、ボローニャは12日にホームでベネヴェントと対戦する。

【スコア】
パルマ 0−2 ボローニャ

【得点者】
0−1 15分 ムサ・バロウ(ボローニャ)
0−2 33分 ムサ・バロウ(ボローニャ)
0−3 90+2分 リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)

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