リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今シーズンの目標は4位以内で終えることに変わったことを明かした。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第23節が7日に行われ、リヴァプールはホームでマンチェスター・Cと対戦。49分に先制を許したものの、63分にモハメド・サラーがPKを決めて同点に追いつく。しかし、73分にGKアリソンのパスミスから勝ち越されると、76分にもアリソンのパスミスから追加点を許すなど、1−4で敗れた。
ホーム3連敗となった4位リヴァプールは、1試合消化試合が少ない首位マンチェスター・Cとの勝ち点差が「10」に広がった一方で、5位に浮上したチェルシーとの勝ち点差は「1」に縮まった。クロップ監督はリーグ2連覇ではなく、チャンピオンズリーグ出場圏内となる4位以内に入ることが今後の目標であると語った。
「もちろんそれ(4位以内)が主な目標となるのは明らかだ。すべてのことに挑戦していく。それを獲得するためには十分な試合があるが、我々は試合に勝たないといけない。そして今日はそれができなかった」
また、2つのミスを犯した守護神アリソンについて聞かれたクロップ監督は、「それらを隠すことはできない」と大きな痛手であったことを認めつつ、同選手を擁護した。
「彼にあまり多くの選択肢を与えることができなかった。特に1つ目の場面ではね。2つ目の場面は、そうだね、ボールをうまく蹴ることができなかったんだと思う。私はよくわからない。本当の説明になってないが、もしかしたら足が冷えていたのかもしれない。面白そうに聞こえるが、そうかもしれない。でも、スタンドに蹴る機会はまたある。しかし、アリ(アリソン)はこれまで間違いなく何度も我々を救ってくれていた。今夜は2つのミスを犯してしまった。そういうものだ」