ウェストハムがMFトマーシュ・ソウチェクに下された処分の取り消しを申し立てした。
ウェストハムは6日、プレミアリーグ第23節でフルアムと対戦。スコアレスのまま試合終了を迎えたが、終了間際に事は起こった。後半アディショナルタイム3分、FKのために集まったゴール前で、ウェストハムMFトマーシュ・ソウチェクとフルアムFWアレクサンダル・ミトロヴィッチがマッチアップ。ここでミトロヴィッチが倒れこみ、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果マイク・ディーン主審がオンフィールドレビューを経てソウチェクに一発退場を命じた。
厳しい判定となりウェストハムのデイヴィット・モイーズ監督も「恥ずべき事だ」と主審の判断を激しく糾弾。フルアムのスコット・パーカー監督も「少し厳しいように見えた」と疑問を呈していた。
暴力行為を理由とした処分のためソウチェクは3試合の出場禁止処分を受ける予定となっている。ウェストハムはこの処分を厳しいものとして不服を申し立てたようだ。この新星が通らなかった場合、ソウチェクはFAカップ準決勝マンチェスター・U戦に加え、シェフィールド・U、トッテナムとのリーグ戦も欠場することになる。