2月5日は、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとユヴェントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの誕生日だった。ネイマールは1992年2月5日、C・ロナウドは1985年2月5日生まれ。7歳差の2人を祝福するメッセージはSNSを中心に世界中から集まった。
サッカー界を代表するスター選手ともなれば、同僚たちも豪華だ。イギリスメディア『Squawka』は誕生日企画として、ネイマール、C・ロナウドと一緒にプレーしてきた選手たちで構成するベストイレブンを発表。それぞれを“チーム・ネイマール”、“チーム・ロナウド”と称し、「試合を行ったら、どちらのチームが勝つと思う?」というアンケートも実施した。
結果は“チーム・ネイマール”が58.7パーセントの得票率を獲得して“チーム・ロナウド”を上回ったものの、“チーム・ロナウド”のメンバーも各クラブのレジェンドたちがそろい踏み。ネイマールもC・ロナウドも、彼らのような名手の存在なくして今の地位を築くことはできなかっただろう。
この豪華メンバーでチャリティーマッチが行われたら、話題は尽きないはず。あなたなら、どちらのチームを応援するだろうか。
以下、“チーム・ネイマール”と“チーム・ロナウド”の選手たち。
<チーム・ネイマール>
▼GK
アリソン(ブラジル代表)
守護神に選出されたのは、ブラジル代表のチームメイトで同じ1992年生まれのアリソン。移籍情報サイト『transfremarkt』が算出する市場価値は、ネイマールが1億2800万ユーロ(約163億円)、アリソンが8000万ユーロ(102億円)で、ブラジル代表の“ワンツー”を占めている。
▼DF
ダニエウ・アウヴェス(元ブラジル代表)
ジェラール・ピケ(元スペイン代表)
チアゴ・シウヴァ(ブラジル代表)
ジョルディ・アルバ(スペイン代表)
最終ライン4枚のうち3枚が、バルセロナ時代のチームメイトとなった。ブラジル代表やPSGでも共演歴のあるD・アウヴェスは、ネイマールの大親友であり、兄貴分的存在だ。
▼MF
アンドレス・イニエスタ(元スペイン代表)
セルヒオ・ブスケツ(スペイン代表)
リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)
中盤の3枚を構成するのも、バルセロナ時代のチームメイトだった面々だ。2月16日と3月10日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦では、ネイマール擁するPSGと、メッシ、ブスケツが所属するバルセロナが激突。“元同僚対決”に要注目だ。
▼FW
キリアン・エンバペ(フランス代表)
ルイス・スアレス(ウルグアイ代表)
ネイマール(ブラジル代表)
前線の3トップは、奇しくも“MSN”。“チーム・ネイマール”では、メッシがトップ下に陣取るため、元祖“MSN”以上の破壊力がありそうだ。
<チーム・ロナウド>
▼GK
エドウィン・ファン・デル・サール(元オランダ代表)
2メートル近い長身ながら足技と知性を兼備し、世界最高峰のGKと称されたファン・デル・サール。マンチェスター・Uで、C・ロナウドと共にリーグ3連覇を達成した。
▼DF
セルヒオ・ラモス(スペイン代表)
リオ・ファーディナンド(元イングランド代表)
ペペ(ポルトガル代表)
マルセロ(ブラジル代表)
最終ラインに並ぶのも、C・ロナウドと共にCL制覇を成し遂げたビッグネームばかり。同胞のペペとはユーロ2016制覇を果たし、ポルトガル代表でも“ヨーロッパNo.1”の座に輝いた。
▼MF
ポール・スコールズ(元イングランド代表)
ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)
ウェイン・ルーニー(元イングランド代表)
いずれもクリエイティブな選手だが、ハードワークも絶やさない。主役にも脇役にもなれる、スーパーな選手たちばかりだ。彼らが中盤に君臨していれば、C・ロナウドもきっと心強いだろう。
▼FW
アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表)
カリム・ベンゼマ(元フランス代表)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
レアル・マドリードで、C・ロナウドの最高のパートナーとなってきたベンゼマが最前線に入り、左にC・ロナウド、右にディ・マリアが並ぶ。ディ・マリアはネイマールの現チームメイトだが、2013−14シーズンに“ラ・デシマ(CL10度目の優勝)”を共に成し遂げたC・ロナウドのチームに選出された。
(記事/Footmedia)