中日が今春初の紅白戦 石川昂が快音、根尾&石垣はノーヒット

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2021年02月09日 16:32  ベースボールキング

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中日・根尾昂
◆ 柳は2回無失点で順調アピール

 中日は9日、北谷の一軍春季キャンプで今季初の紅白戦(6イニング制)を実施。レギュラー野手陣を除いたメンバー構成となった一戦は、1対1の引き分けに終わった。

 まず先陣を切ってアピールに成功したのは、紅組の「4番・三塁」で先発出場した石川昂弥。読谷組から昇格を目指す若武者は、先頭打者として入った2回の第1打席に左腕・笠原の変化球を左中間へ運び、紅白戦チーム初安打となる二塁打をマーク。今季初の紅白戦で2打数1安打と上々のスタートをきった。

 その他の野手では、白組の「3番・右翼」で出場した井領雅貴が三塁ベース直撃のシングルヒットに右中間を破る三塁打で唯一のマルチヒットを記録。捕手争いを期待される石橋康太と郡司裕也も各1安打とバットでアピールした。

 一方で、3年目のシーズンを迎えている根尾昂は白組の「1番・遊撃」で3打数0安打1三振、5年目の石垣雅海は同「4番・三塁」で3打数0安打2三振と不発。立浪臨時コーチのもと連日汗を流している2年目・岡林勇希は第2打席に中犠飛で先制点を叩き出し、2打数0安打1打点だった。

 投手陣では紅組の先発を任された柳裕也が丁寧にコースを突く投球で2回1四球無失点と、順調な調整ぶりをアピール。昨季一軍登板ゼロだった白組の先発・笠原祥太郎は制球にばらつきが見られたものの、2回1安打無失点とゼロを刻んだ。

 また、岡田俊哉、藤嶋健人はテンポよく三者凡退で片付け、2年目の岡野祐一郎も先頭を味方の失策で出塁させながら併殺で切り抜け1回無失点。一軍入りを目指す野手陣を相手に今春初の紅白戦で結果を残した。


◆ 2月9日・紅白戦

▼ 北谷
紅|001 000|1
白|000 100|1


▼ 白組スタメン
1.(遊)根尾
2.(中)武田
3.(右)井領
4.(三)石垣
5.(捕)郡司
6.(二)溝脇
7.(一)石岡
8.(指)加藤
9.(左)滝野

先発P.笠原
2番手.勝野
3番手.岡田
4番手.木下雄
5番手.藤嶋


▼ 紅組スタメン
1.(中)岡林
2.(左)伊藤
3.(右)三好
4.(三)石川昂
5.(一)山下
6.(指)渡辺
7.(遊)三ツ俣
8.(捕)石橋
9.(二)高松

先発P.柳
2番手.小笠原
3番手.岡野
4番手.橋本

このニュースに関するつぶやき

  • 野手陣で今のレギュラー脅かす若いのが出てきて欲しいが…難しいな。
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