オリックス復帰の平野が入団会見「優勝で返すしかない」

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2021年02月10日 16:32  ベースボールキング

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ベースボールキング

オリックスに4年ぶりに復帰した平野佳寿投手と福良淳一GM(右)<撮影=北野正樹>
◆ あすからチームに合流

 アメリカMLBのマリナーズをFAとなり、4シーズンぶりに古巣・オリックスへの復帰を果たした平野佳寿投手(36)の入団発表が10日、宮崎市内のホテルで行われた。

 入団時からつけていた背番号「16」のユニホームに袖を通した平野は「コロナ禍で厳しい状況の中、迎えてくれたオリックスには感謝している。それには優勝で返すしかない。優勝を目指して体がボロボロになるまで頑張る」と古巣への思いを込め、決意を語った。チームには第3クール初日となる休日明けの11日から合流する。

 平野は鳥羽高から京都産業大を経て、2005年の希望枠でオリックスに入団。2010年から救援に転向し、5年連続60試合以上に登板して11年に最優秀中継ぎ賞を獲得した。13年からは抑えを任され、14年には40セーブを挙げ、最優秀セーブ賞に輝くなど、通算156セーブを記録している。

 18年からは海外FAでダイヤモンドバックスに移籍し、昨季はマリナーズで13試合に登板した。オフにFAとなったが、コロナ禍で移籍市場が停滞。以前から関係者には「オリックスには恩義がある。日本球界に復帰するならオリックスしかない」と話しており、オリックスからのオファーに応え、復帰が決定した。


▼ 平野佳寿投手の年度別主要成績

<オリックス>
06年:26登板7勝11敗 防御率3.81
07年:27登板8勝13敗 防御率3.72
08年:登板機会なし
09年:20登板3勝12敗 防御率4.72
10年:63登板7勝2敗2S 32H 防御率1.67
11年:72登板6勝2敗2S 43H 防御率1.94
12年:70登板7勝4敗9S 21H 防御率2.15
13年:60登板2勝5敗31S 9H 防御率1.87
14年:62登板1勝6敗40S 8H 防御率3.43
15年:33登板0勝3敗12S 10H 防御率4.06
16年:58登板4勝4敗31S 8H 防御率1.92
17年:58登板3勝7敗29S 8H 防御率2.67
−−−−−
NPB通算:549登板48勝69敗156セーブ139ホールド

<ダイヤモンドバックス>
18年:75登板4勝3敗3S 3H 防御率2.44
19年:62登板5勝5敗1S 15H 防御率4.75
<マリナーズ>
20年:13登板0勝1敗4S 1H 防御率5.84
−−−−−
MLB通算:150登板9勝9敗8セーブ48ホールド

文・写真=北野正樹(きたの・まさき)

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  • 炎上は、アニメだけで良いのよ、平野さん。
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