巨人の紅白戦で打者一巡の猛攻　八百板、立岡、ドラ5秋広らが快音

　巨人は11日、宮崎の春季キャンプで2度目の紅白戦（7イニング制）を実施。八百板卓丸、秋広優人らが並んだ紅組が白組の先発・山川和大を打者10人の猛攻で攻め立て、初回に5点を先制した。

　1番・増田大、2番・大城が連続四球で出塁すると、前回の紅白戦でも快音を残していた育成選手の3番・八百板が初球を捉えて左前先制打。4番・伊藤海斗は凡退し、一死一二塁から5番・立岡宗一郎が走者一掃の中越適時二塁打を放ち2点を追加した。

　さらに、8日の紅白戦で2安打1盗塁とアピールしたドラフト5位ルーキー・秋広優人も右前打で繋いで2試合連続安打を記録。7番・菊田拡和の三塁強襲安打、9番・平間隼人の左前適時打で初回に一挙5得点とした。

　クリーンアップに起用された3番・八百板は2回の第2打席にも中前打を放ち、5番・立岡は右前へ2打席連続安打で2戦連続マルチヒット。ともに一軍昇格を目指しバットで猛アピールを続けている。