浦和レッズは11日、2021シーズンのチームキャプテンがMF阿部勇樹に決定したことを発表した。
現在39歳の阿部はジェフユナイテッド千葉や浦和、レスター(イングランド)でのプレーを経て、2012年に浦和に復帰。2020シーズンは明治安田生命J1リーグで3試合に出場した。なお、2012年から2017シーズンまで浦和の主将を務めており、同選手にとっては4シーズンぶりにキャプテンマークをつけることとなった。
2021シーズンのチームキャプテン就任にあたり、阿部は公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「今シーズンから、改めてキャプテンをやらせていただくこととなりました。過去にもやらせていただきましたが、浦和レッズのキャプテンの『おもみ』を理解しているつもりです。新監督や新たなメンバーも加わったので、これまで積み上げてきたものを大切にしながら、選手一人一人がキャプテンであるというような自覚、責任感を持ちながら、日々プレーし、新しい浦和レッズとして進んでいくことが大事だと思っています。キャプテンとして、チーム全員の意識が同じ方向を向けるように、先頭に立って走っていきたいと思います」
「チームを引っ張っていくことはもちろんですが、チームがいい時はあまり目立ちすぎず、後ろから仲間を支えることも必要だと思っています。シーズンを通して、キャプテンとしての出番が少ないことが一番の理想ですが、チームが苦しい状況や難しい時期に直面している時こそ、自分の出番だと思っています。キャプテンとして、チーム、浦和レッズのために全てを賭けてやっていきたいです。自分一人ではできないことだと思っていますし、サポートしてくれる副キャプテンのメンバーたちとともに、新しい浦和レッズのために、がんばっていきます」
「今シーズン、ファン・サポーターのみなさんと笑顔で過ごせるよう、そして近い将来満員の埼玉スタジアムでお会いできることを楽しみにしています。引き続き、応援よろしくお願いいたします」
また、副キャプテンがGK西川周作、MF宇賀神友弥、DF槙野智章に決まったことも併せて発表されている。
浦和は2月27日、明治安田生命J1リーグ第1節にホームでFC東京と対戦する。