3月10日に予定されているチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのリヴァプール(イングランド)対ライプツィヒ(ドイツ)戦が、中立地開催となるかもしれない。11日、イギリス紙『Liverpool Echo』や同『タイムズ』などが報じた。
16日に予定されているファーストレグのライプツィヒ対リヴァプール戦は、すでに中立地開催が決定。リヴァプールがドイツの新型コロナウイルス感染症対策により同国への入国ができないため、ハンガリーでの首都ブダペストにある『プスカシュ・アレーナ』で開催されることになった。
セカンドレグについては当初、予定通りリヴァプールの本拠地『アンフィールド』で開催されると伝えられていた。しかし、ファーストレグ同様に中立地での開催が濃厚となってきたようだ。
報道によると、ドイツ政府はライプツィヒに対し、セカンドレグがイングランドで行われた場合は帰国後に10日間の検疫期間を設けると通達しているようだ。ブンデスリーガの開催にも支障をきたすことから、両クラブは欧州サッカー連盟(UEFA)やイングランドサッカー協会(FA)、ドイツサッカー連盟(DFB)などと協力して解決策を模索しているという。
なお、UEFAはライプツィヒ対リヴァプール戦のほかにも、欧州クラブ大会の数試合でファーストレグが中立地開催になることを発表している。CLのボルシアMG(ドイツ)対マンチェスター・C(イングランド)はハンガリーで、アトレティコ・マドリード(スペイン)対チェルシー(イングランド)はルーマニアで開催。またヨーロッパリーグでは、モルデ(ノルウェー)対ホッフェンハイム(ドイツ)がスペインで、レアル・ソシエダ(スペイン)対マンチェスター・U(イングランド)とベンフィカ(ポルトガル)対アーセナル(イングランド)がイタリアでそれぞれ開催される。