ヘーレンフェーンは12日、デンマーク代表MFラセ・シェーネの加入を発表した。契約期間は2020−21シーズン終了までとなる。
現在34歳のシェーネは、2002年に母国リンビーからヘーレンフェーンの下部組織に加入。2005年にトップチーム昇格を果たしたが、出場機会を得られずに翌年夏にデ・フラーフスハップへと移籍した。以来、約14年半ぶりの古巣復帰となる。
その後はNECナイメヘンを経て、2012年に名門アヤックスへと移籍した。同クラブでは公式戦通算286試合に出場して、3度のリーグ優勝などを経験。2018−19シーズンは国内2冠とチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝進出に貢献した。同シーズンのCLレアル・マドリード戦で角度のないところから鮮やかな直接フリーキックを沈めて話題を呼ぶなど、プレースキックの名手としても知られている。
シェーネは2019年夏にジェノアへと完全移籍し、1年目はセリエAの32試合に出場するなど主力として活躍した。しかし、2年目はクラブとの関係悪化もあってセリエAのメンバーに登録されず、1月7日に契約解除でジェノアを退団していた。
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