エヴァートンに所属するフランス代表DFリュカ・ディニュは同クラブとの契約延長に迫っているようだ。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在27歳のディニュは2018年夏にバルセロナからエヴァートンに加入すると、本職とする左サイドバックで初年度から主力に定着。今季はここまで、公式戦18試合に出場し、6アシストを記録し、攻守両面でチームを支えている。また、6日に行われたプレミアリーグ第23節のマンチェスター・U戦ではキャプテンマークを巻いてフル出場を果たし、3−3のドローに貢献した。
現行契約が2023年6月30日までとなっている同選手には、リーガ・エスパニョーラの複数クラブから関心が寄せられているという。しかし、エヴァートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督はフルアム戦に向けた12日の記者会見で「リュカは来週には新契約にサインすると思う」とコメント。クラブの中心選手として活躍するディニュは長期的にエヴァートンに残留する可能性が高くなるようだ。
ディニュはリールの下部組織出身。2011年夏にトップチーム昇格を果たし、2013年夏にフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)に完全移籍した。2シーズンで公式戦44試合に出場し、5アシストを記録すると、ローマに1年間レンタル移籍。その後、2016年夏にバルセロナに完全移籍を果たすと、公式戦46試合で2得点3アシストを記録していた。
また、フランス代表では2014年3月にデビューを飾り、通算34試合に出場している。