中川家・礼二“鉄道ネタ”の悲しいルーツ、親に「剛と遊ぶな」と言われた子ども時代

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2021年02月13日 12:02  Techinsight Japan

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礼二(右)の“鉄道ネタ”は剛のおかげだった?
兄弟お笑いコンビ・中川家は弟の礼二がものまねやアドリブを繰り出しながらどんどんツッコむのに対して、おっとりとした兄の剛が時々ボケる芸風で知られる。しかしプライベートでは礼二にとって「兄の剛は絶対的な存在」であり、特に子どもの頃は剛に無茶なことばかりさせられてとうとう親から「もう兄貴と遊ぶな! 危ないから」とまで言われたそうだ。そんな過去が礼二の得意な鉄道ネタを生み出したのだから、何が功を奏すか分からないものである。

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1992年4月にコンビを結成した中川家。兄の剛が1998年にパニック障害で1年間仕事をできない状態となりながら、それを乗り越えて2001年の『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で初代チャンピオンに輝いた。剛がパニック障害に悩んだことから先輩芸人にいじめられたのではないかと噂され「漫才コンビ中川家をいじめた芸人は不幸になる」という都市伝説が囁かれたものだ。その中川家が2021年2月11日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)にゲスト出演して、兄弟の意外な一面を明かした。

地元大阪での子ども時代を振り返った剛。遊びといっても何もやることがないので、自転車の後ろに弟の礼二を乗せて坂道を下りながら「立てぇ!」と命令して、公園に一か所だけある小さい芝生の部分めがけて「そこに着地しろ!」と突き落とした。礼二は泥まみれになりながら「全然着地できへん、お兄ちゃ〜ん」と訴えながら、いじめられているのではなく「遊んでもらっていた」感覚だったそうだ。それでも親は礼二に「お前、兄貴と遊ぶな! 危ないから」と言い渡したという。

剛と遊べなくなった礼二は、自転車のカゴに当時流行った「キャベツ畑人形」を入れて客に見立て「次は〇〇駅〜」と駅名を言いながら乗り回すようになり、近所では有名だったという。礼二は「電車のことばかり考えていたので友達はいなかった」と当時を思い出していた。

そうやって駅名をアナウンスするものまねに磨きをかけた礼二は、お笑い芸人になってから漫才のネタに取り入れるだけでなく、バラエティ番組で披露して笑いを誘った。ロケバラエティ番組『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)の鉄道ファンによるチーム“鉄道BIG4”で活躍すれば、2019年12月には“鉄道BIG4”で共演した新幹線好きな松井玲奈と大型鉄道イベント『特別展 天空ノ鉄道物語』(2020年3月22日終了)でアンバサダーを務めた。BS日テレのトークバラエティ番組『友近・礼二の妄想トレイン』など鉄道好きを活かした仕事が増えており、自転車に乗りながら駅名を言っていた子ども時代を思うと感慨深い。

画像2枚目は『中川家マネージャー 2021年2月11日付Twitter「まもなく22:00からです」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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  • そのうち、大阪を代表する大師匠になると思う。
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