フランス代表の次期監督はジダンに? 連盟会長が再プッシュも本人は冷静「今はレアルに集中」

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2021年02月13日 22:29  サッカーキング

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フランス代表のレジェンドであるジダン監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、フランス代表の監督に就任する可能性についてコメントした。13日、フランスメディア『RMC Sport』が伝えた。

 フランス代表は2012年からディディエ・デシャン監督が率いており、2018年には同監督の下でFIFAワールドカップを制した。同監督の任期は2022年末までとなっているが、フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長は13日に次期監督に言及し、ジダン監督を第一候補として考えていることを明きらかに。同会長は以前からジダン監督をフランス代表の新監督に招へいしたいとの考えを公にしており、今回は次のように語った。

「私たちは彼と非常に良い関係を築いている。少なくとも私個人とはそうだ。もしディディエの政権が終わり、私も会長を続けていたのならば、私がまず最初に声をかける人物がジダンだよ」

 そんななか、14日に行われるリーガ・エスパニョーラ第23節バレンシア戦の前日会見に臨んだジダン監督は、ル・グラエ会長のコメントに対して次のように反応。現在はレアル・マドリードでの仕事に全力を注いでいることを強調したが、将来的な代表監督就任の可能性は否定しなかった。

「私がレアル・マドリードにやって来てから約20年が経ち、クラブは私にこの偉大なチームを任せる機会を与えてくれた。私は情熱を持ち、楽しんで仕事に臨んでいる。今ここで起きていることに集中している。将来がどうなるかは見てみよう」

「いずれにしても、ル・グラエ氏とは良い関係を築いている。彼がリーグ・アンの会長をやっていた1999年以来の知り合いなんだ。10年前に監督キャリアを始めたときに言った通り、フランス代表は将来の目標になり得る。いつか可能性が出てくるかもしれないが、今はここにいて、レアル・マドリードのことを考えるのが私の義務だ」

 現在48歳のジダン監督は現役時代、2001年から2006年にかけてレアル・マドリードでプレーし、フランス代表では1994年から2006年にかけて108キャップを記録。引退後はレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)での指揮を経て、2015年1月からレアル・マドリードを率い、チャンピオンズリーグ3連覇の偉業を達成した。2018年5月に退任してからは一時的に現場から離れていたが、2019年3月から再びレアル・マドリードを率いており、現行の契約は2022年6月30日までとなっている。

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