先発の南野拓実は2戦連発ならず…サウサンプトン、ウルヴスに逆転負けで6連敗

0

2021年02月14日 22:58  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

サウサンプトンとウルヴァーハンプトンが対戦した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第24節が14日に行われ、MF南野拓実が所属する12位サウサンプトンはホームで14位ウルヴァーハンプトンと対戦した。南野はデビュー戦で得点を挙げた6日の前節ニューカッスル戦に続いて、リーグ戦2試合連続の先発起用に。主に左の攻撃的MFとしてプレーし、62分に交代でピッチを後にした。

 両クラブは11日のFAカップ5回戦でも対戦し、サウサンプトンが2−0で勝利して準々決勝に駒を進めた。同試合からは、サウサンプトンが3人、ウルヴァーハンプトンが6人のスタメンを変更。なお、南野は大会規定により同試合はメンバー外だった。

 試合は11分、南野に決定機が訪れる。南野の縦パスを中盤で受けたネイサン・レドモンドは、ペナルティエリアの手前までドリブルで侵入。中央に切り込んで左のスペースを空けると、後方から飛び込んできた南野にスルーパスを託す。南野は左足ダイレクトで合わせ、左下を狙う低くて鋭いシュートを放ったが、相手GKルイ・パトリシオの好セーブに阻まれた。

 サウサンプトンは19分にも決定機。ヤニク・ヴェスターゴーアからのロングボールを南野が頭でつなぎ、受けたスチュアート・アームストロングはダイレクトで前方のスペースにスルーパス。レドモンドから並走していたダニー・イングスへのパスで勢いが止まったものの、イングスはゴール前で粘ってボールをキープする。最後はイングスの横パスからレドモンドがダイレクトでゴール右下隅を狙ったが、これも相手GKパトリシオにセーブされた。

 すると25分、試合の主導権を握っていたサウサンプトンが先制する。左サイドをドリブルで突破したアームストロングが浮き球でゴール前に折り返すと、相手DF4人の間にぽっかりと生まれたスペースに飛び込んだイングスがダイレクトボレーで豪快に突き刺した。

 ビハインドで折り返したウルヴァーハンプトンは、52分にネルソン・セメドが相手のハンドを誘ってPKを獲得する。キッカーのルベン・ネヴェスは相手GKの逆を突いてしっかりとネットを揺らし、試合は振り出しに戻った。同点に追いついて試合のペースを掌握したウルヴァーハンプトンは、66分に逆転する。敵陣でボールを奪って素早く攻めに転じると、鋭いドリブルで右サイドをえぐったペドロ・ネトが、角度のないところからゴール左隅に流し込んだ。なお、これでウルヴァーハンプトンのポルトガル人選手がプレミアリーグで挙げた通算得点数は「47」となり、同クラブのイングランド人選手が同リーグで挙げた通算得点数「46」を上回った。

 逆転を許したサウサンプトンは、チェ・アダムズらを投入して攻勢を強める。79分、ジェームズ・ウォード・プラウズの強烈なミドルシュートを相手GKパトリシオが弾くと、こぼれ球にいち早く反応したアダムズが押し込もうとしたが、パトリシオの素早いリカバーに阻まれる。

 試合はこのまま終了し、サウサンプトンは反撃及ばずリーグ戦6連敗で今季10敗目。ウルヴァーハンプトンは2試合ぶりの白星で今季8勝目となり、1試合消化が少ないサウサンプトンを勝ち点で上回った。次節、サウサンプトンは20日にホームでチェルシーと、ウルヴァーハンプトンは19日にホームでリーズと対戦する。

【スコア】
サウサンプトン 1−2 ウルヴァーハンプトン

【得点者】
1−0 25分 ダニー・イングス(サウサンプトン)
1−1 53分 ルベン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン)
1−2 66分 ペドロ・ネト(ウルヴァーハンプトン)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定