パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペは、ハットトリックを達成したバルセロナ戦を終えてコメントした。16日、UEFA公式サイトが伝えている。
PSGは16日、チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦ファーストレグでバルセロナと対戦。試合はリオネル・メッシのゴールでホームのバルセロナが先制するも、アウェイのPSGはエンバペのハットトリックなどで逆転を果たし、4−1と大勝した。
データサイト『オプタ』によるとエンバペは、バルセロナの本拠地カンプ・ノウで、アウェイチームの選手としてハットトリックを達成した史上9人目の選手になったという。また、CLの舞台でバルセロナ相手に3得点をあげたのは史上3人目となるようだ。
歴史に自身の名を刻んだゲームを終え、エンバペはその思いをこのように語っている。
「とても幸せだ。これは僕らにとって非常に重要な試合だった。ここに来て勝つことを求めていたんだ。僕らはそれをしっかりとやってのけた。でも、今夜は素晴らしかったけどまだ何も勝ち取ってはいない」
「僕はいつもパリ・サンジェルマンに自分のベストを捧げたいと思っている。これは僕にとって多くの意味を持つシャツだ。僕はいつも成功してきたわけではないし、これから悪い試合も迎えることになるかもしれないけど、ミスをしても隠れるような人間にはなりたくないね」
「継続性の問題だよ。監督はクラブに加わってから素晴らしい仕事をやってくれている。でも彼は、素晴らしい仕事で決勝までたどり着いたトゥヘル監督の仕事を続けてくれている。僕らはフィジカル的にどんどんと良くなり始めているね。今夜素晴らしかったとはいえ、まだピークの状態にはなっていないけど、このような試合を繰り返していけるように向上していくよ」