オリックスの開幕投手候補が紅白戦で好投 山本2回完璧、山岡はピンチで粘る

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2021年02月17日 13:22  ベースボールキング

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オリックス・山本由伸
◆ 開幕戦はリーグワーストタイの9連敗中…

 オリックスは17日、SOKKENスタジアムで今キャンプ4度目となる紅白戦を行い、開幕投手を狙う両右腕が好投した。

 白組の先発として登板したのは昨季最多奪三振のタイトルを獲得した山本。初回、先頭の佐野皓を真っ直ぐで追い込むと、最後はカーブでタイミングを外し投ゴロに仕留めた。2番・吉田正にはボールが先行するも、3球目の真っ直ぐで詰まらせ中飛。3番・紅林には真っ直ぐを続け右飛に退けた。

 山本は2回もストライク先行の投球を見せ、5番・頓宮を高速フォークで空振り三振に仕留めるなどテンポ良く3者凡退。打者6人に対し無安打無四球1奪三振のパーフェクト投球。予定の2イニングを21球で終えた。

 紅組先発の山岡は初回、2本の安打を許し一死一、二塁のピンチを招くも、4番・杉本をカットボールで遊ゴロに仕留めるなど無失点スタート。2回も連打と四球で一死満塁のピンチを背負ったが、粘る2番・T−岡田をチェンジアップで空振り三振斬り。最後は5番・西野を二ゴロに退けた。

 山岡は2回を投げ4安打1四球1奪三振の内容で無失点。こちらは走者を背負う投球が続いたが、不利なカウントで変化球の精度の高さを見せゼロを並べた。

 内容自体は対照的だったが、開幕投手を狙う両右腕が今季初実戦で無失点スタート。オリックスは2012年から開幕戦はパ・リーグワーストタイ記録となる9連敗中。不名誉記録阻止へ、中嶋聡監督が誰に大役を託すのか注目される。

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